今日は娘を連れて元職場のある最寄の駅まで出掛けた。午前中に掃除や洗濯、夕食の段取りを済ませ、普段はしないお化粧をして家を出た。
乳癌が再発したCADの相棒と会っておきたかったのだ。会ったところで、どうになるものでも無いのだけれど、メールや電話ではいけないような気がしたので。
「1度、職場まで子供連れておいでよ」と言ってくれる人もいるのだけれど、私は個人的に職場へは子供を連れていくものじゃないと思っている。職場は仕事をするところ。遊びに行く場所ではない。なので駅前のモスバーガーで待ち合わせて一緒にお昼ご飯など。
CADの相棒に会って話を聞くと言っても、昼休みの限られた時間しかないので「話の最中に娘がグズったら困るなぁ」と心配していたのだけれど、娘は今日に限ってお利口にしていてくれたので助かった。心配していたCADの相棒は思っていたより元気そうだった。正真正銘の病人に「元気そう」と言うのもなんだけど、大変な事態なりにシャンとしていて少しだけ安心。
今後の検査の結果次第でどうなるかは分からないけれど、このまま上手くことが運べば来月手術とのこと。「手術の傷が落ち着いて暇になったら連絡して。いつでも遊びにいくから」と申し出ておいた。別れ際、CADの相棒が「たった1時間のために、わざわざありがとうね」と言ってくれた。行って良かったと思った。
帰りに百貨店へ寄って夫の誕生日プレゼントにとネクタイを買った。丁度夏のバーゲンがはじまっていて百貨店は主婦で一杯だった。都会の百貨店なんて滅多に行くことがないので、自分の服とかデパ地下とかを覗いてみたいような気もしたのだけれど、自分の都合で娘を連れまわすのもなぁ…と思い、ネクタイを買っただけで百貨店を後にした。
帰宅後、娘はひと遊びしてお昼寝。道中も食事をしている時も想像以上にお利口にしていてくれて本当に助かった。「今日は会えて良かった。ありがとう」とCADの相棒にメールを打った。今はCADの相棒の検査結果が少しでも良いことを祈るばかり。癌が再発した…ってだけでも大変と言えば大変なのだけど、手術やその後の治療が少しでも楽でありますようにと祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。