昨夜は、お腹が苦しくて一睡も出来なかった。
妊娠経験の無い人にその感覚を説明するのは難しいけれど、妊婦に起きる症状の1つに「お腹が張る」というのがある。「食べ過ぎて苦しい」って状態をパワフルにした感じ。子宮が収縮している時「お腹が張る」と感じるらしい。出産が近くなると、お腹が張る回数が増えてゆき、やがて陣痛が起こるのだが、昨夜はひたすらにお腹が張って眠りたくても眠れなかった。
昼夜逆転生活になると辛いので、よく眠れない時も昼間は起きて活動するようにしているのだけど、今日は朝から身体がダルくてそれどころではなかった。夜勤明けの夫の横で朝寝。正午を随分と過ぎて目が覚めた。服に着替えてみたものの、散歩に出掛ける気にもなれず、家事をする気にもなれず。今日は1日ダラダラ過ごすことに決めた。
思えば安静生活から脱出してから今日まで、ちょっとシャカリキ過ぎたかも知れない。
出産が近づくと多くの妊婦は出産が軽くなるようにと「しっかり歩きなさい」「床掃除などをしなさい」と指導を受ける。それまで安静に寝てばかりいた私は「身体を動かせる」ってことが嬉しかったし「出産(娘)のために自分自身で頑張れることがある」ってことにやり甲斐のような物を感じていたので、それはそれは生真面目に散歩だの掃除だのに務めてきた。おかげで家中ピカピカである。
だけど、よくよく考えてみたらそこまで頑張らなくても良かったのだ。私自身が元気でいないと、お腹の娘を元気に産んでやれないのだから。何かに熱中するのは良いことだけど、ちょっと煮詰まり過ぎの感がある。
そんな訳で今日は夕食も手抜きにしてダラ妊婦に徹しようと思う。散歩も床掃除もまた明日。ゴロゴロしながら本でも読んで過ごしましょう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。