今日は検診日。前回、前々回と経過が思わしくなくてベコベコに凹んでいたのだけれど、臨月に入ったこともあり「どっからでも、かかってこい!」的な強気な姿勢で検診に臨んだ。
そして……お腹の娘は相変わらず小さめだった。ただ絶望的ではなくなってきたらしく、大きくなるペースが少し追いついてきた感じ。正産期に突入するので、服用していた薬は卒業することとなった。と同時に安静解除。「だからって無理しちゃ駄目ですよ」との忠告付きで「畳1畳の囚人生活」から解放される運びとなった。私の貧血は、まだ標準値には入らないものの、一時を思えばグッっと良くなっていた。レバーもりもり生活はまだまだ続けなくちゃね…という感じ。
長かった……ここまで辿りつくのは実に長かった。
安静生活が解除されたので電車で帰路についた。(往時はタクシー利用)その足で美容院へ飛び込み、落ち武者のようになった髪を短めに切ってもらった。いつもは無口な美容師さんが今日は饒舌だった。子供好きの人だったようだ。私よりも随分年長だと思うのだけど、お子さんが5歳とのことだから、私と同じく高齢出産をされたのだろうか。あれこれ気を使ってくれて、良い感じの髪型に仕上げてくれた。休憩がてらパン屋の2階でお昼を済ませ、スーパーに寄り道をして帰宅。
帰宅したらば、夜勤から戻った夫が起きてきたので「今までありがとう」と、ここまで漕ぎつけた喜びを分かち合った。夫の協力が無ければ、ここまで無事に来れなかったと思う。
そんな訳で、今日からは心穏かに妊娠生活を送ることが出来る。お腹の娘は小さめだけど「もう出てきても良いよ」ってところまで漕ぎつけたのだ。安静生活の間は不安と自分自身の不調とで悶々とした日々を過ごしていたけれど、今日から出産までは身も心ものんびり過ごしたいと思う。今日は嬉しくって仕方が無い。「ありがと〜」と言いながら、あちこち歩き回りたいくらいだ。
今日はここ2ヶ月のうちで、いっとう良い日だったなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。