元・職場の相棒が乳癌の手術を終えて、今日退院する。退院と言っても、これから先も色々あるとは思うのだけど、まずは目出度い。
相棒が入院している間、彼女と多くのメールを交わした。相棒とは3年近く、一緒にやってきたので、性格などよく知っている間柄。なので、病気が分かってから…特に入院してからの彼女の変貌ぶりには驚かされた。
彼女は相当、気が強いタイプで、ややもすれば他人に対して攻撃的だったりする事が多かったのだが、この入院中に貰ったメールは今までになく、柔らかい印象の文章が多かった。自分の家族や周囲の人に対する感謝の言葉がたくさん出てきたのも印象的。
私自身、自宅安静を強いられるようになって思うのだけど「お世話になって分かる事」ってのも、あるように思う。「誰かに何かをしてあげる」ばかりでは気付かない事って、案外多い。
だからって「1度くらいは、病気とか経験しといた方がいいね」とは思わない。苦労は買ってでもした方が良いって考え方もあるけれど、やっぱり、しないに越した事はないと思う。
話は飛ぶが、今日は古い友人から葉書が届いた。そう言えば今年は暑中見舞いも出さずに立秋を迎えてしまったなぁ。寝ていても葉書くらい書けるのだから、なにかお便りを出してみようかな……と思ったりした。
もうすぐ、お盆休み。新聞の折り込みチラシの「お盆特集」を眺めながら「今年は何も出来ないなぁ」と溜息をついた。来年の夏は元気に動きまわりたいなぁ……と思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。