白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年03月05日(月) ひょいひょいと

今日から夫は夜勤週間。

夫が夜勤の時は前日の晩に翌日の食事を作って冷蔵庫に置く…というサイクルで夕食がまわっていく。「作り置き」ってのはイマイチ抵抗があるのだけれど、私が帰宅してから作っていたのでは間に合わないし、残業などがあると一緒に食事を取れないので、どうしても前日に作っておくしか方法が無いのだ。

今日は夕方から悪阻が酷く帰宅した時にはフラフラだった。夫は「明日はお惣菜を買うことにしよう」と言ってくれのだけど、朝のうちに鯛のアラを解凍していたので、どうにも逃げようが無かった。今日ほど「作り置き」のサイクルを恨めしく思ったことはない。気分の悪い時に食事の支度をするのはキツイのだけど、せっかかくの鯛を無駄にする訳にもいかず、鯛のアラ煮と潮汁、ほうれん草のお浸しを作った。

出産経験者の話を聞いていると、どうやら私の悪阻は軽いらしい。実際、寝込むほどでも無ければ「まったく食事を受け付けない」ってほどでもない。仕事だって、どうにかこなしている。しかしながら「楽ちんプー」と言う訳でもない。「悪阻があるってことは、お腹の中で子供はちゃんと育ってる証拠なんだなぁ」と日々自分に言い聞かせて気を紛らわせている。

世の中のお母さん達がみんな偉く思えてしまう今日この頃。

自動車の教習所に通っていた時、自動車を運転する人がみんな偉く思えたのと少し似ているかも知れない。通り過ぎてしまえば「たいしたことないよ」と言えるような事でも、渦中にいる時は先輩達を見上げるばかりだ。『女ほど めでたきものは又もなし 釈迦や達磨をひょいひょいと産む』なんて戯れ歌があるけれど、本当にスゴイとしみじみ思う。私も「ひょいひょい」といきたいものだ。

明日は今日より快適に過ごせて、鯛のアラ煮を美味しく食べられると良いのになぁ……と思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年03月05日(金) わん。
2002年03月05日(火) 同じ1年でも、重さは違ったりするし。

白蓮 |MAILHP