白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年03月05日(火) 同じ1年でも、重さは違ったりするし。

気が付けば明日で3月に突入ですねぇ。
逃げて行く2月と人は言うけど……逃げられましたね2月。
↑しかも2月末から本日にいたる日記は「馬鹿日記」ときているし(苦笑)
この2月の28日間で私がした事を数え上げてみると
仕事。息抜き。風邪ひいて寝てた。の3つだけだっりして。
3月は、そうそう暢気にもしてられないので
まぁ、こんなのもアリだよねぇ。アリ。アリ。と思ってます。

今月は愚弟が検査再院するのですよ。えぇ。それも今週木曜日に。
↑愚弟は昨年事故にあって指を2本切断。
 現在、残り3本のメンテナンス中。
血流の検査をして、結果が良ければ神経の移植手術。
療養期間が長くなってくると「入院」「手術」も慣れっこになってきて
「まぁ、適当に頑張っといでや」というくらいの感慨しか湧いてきません。

ちなみに、現在、進行中の悩みの種である
愚弟の腰骨を削ってNEW親指を作る手術……については
もし検査の結果がよくて手術可能だったとしても
「断る」ことに決めたのだとか。
「せっかくだから、やっとけば?」と思わなくもないのですが
愚弟の気持ちも分かるのです。
「親指を作る」といっても、自家移植になったりする訳で……
作る部分の大きさだけ、削られて減る部分が出てくる訳で。
しかも痛い思いもしなきゃならない、時間だって費やさなきゃならないし。

何より「時間」っていうのが大きなポイントなんですね。

人生80年の、わずか1年って思えば、たいしたことない!
……ってのも事実なのですが
同じ1年といっても80歳の1年と、24歳の1年では重さが違いますしね。
エネルギッシュ、油ギッシュな男24歳ともなると
「どうでもいいから、とりあえず自由の身になりたい」
……というのが本音みたいです。えぇ。
先々のことを考えると正しい選択かどうかは疑問だったりしますが
私自身も同じことを感じていたりするので
まったくもって、文句の言える筋合ぢゃありません。
どちらにしても「治っていく方向」にしか進まないってのは気楽です。
「やっぱり作りたい」と思えば、作るのはいつだって出来る事ですし。
途中で諦めて、切断しなくて良かったとシミジミ思います。

手首から先を、スッパリ切断するなら早く退院できますが
1本でも多く、指を残す努力をするなら1年掛かりますがどうしますか?
そんな選択を迫れた時、愚弟は、いとも簡単に
「ぢゃぁ、切る」と言って周囲を驚かせたりなんかしましたが
あの時だけは、頭から反対して良かったなぁ
……なんて事は、今でこそ言える台詞なのですねぇ。

なにはともあれ、私や愚弟が「完全解放」される日は、もう、すぐそこ。
↑「そこ」って言ってもまだまだ先なのですが。

今夜は仕事も、そこそこで放り出して
同志Fだの、エンゼルK譲と会って食事をしたので
身の回りに起きている事象についても
ゆとりのある目で見ることができるようです。
明日(日記日付的には今日)は愚弟の検査壮行会……の予定。
お風呂に入って、お休み読書などして、寝ることにします。えぇ。

愚弟の話、同志Fの近況など、語りたいことは山盛りだったりするのですが
明日に備えて、今日の日記は、これにてオシマイ。

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明日は「愚弟を励ます会」を決行する……予定。
……って言うか、早く起きねば(^^ゞ


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