白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年02月03日(土) 仕事の捉え方

この日記には自分自身のことや、自分が実際に見聞きしたことを書こうと思っているからか、時事ネタはさほど書く気にならないのだけど、野党の審議拒否については、いささか頭にきているので少しばかり。

国会議員は国家に雇われて働いている人なのだから国会にはちゃんと出席していただきたいと思うのだ。サラリーマンが大事な会議の日に「気に入らない事があるので会議には出ません」とて出社拒否するなんてことは、まずもってありえない。もし実行したとすれば、速攻で首が飛ぶと思われる。なのに国会議員は国会に出なくても首にならないなんて、なんだか釈然としないものを感じずにはいられない。

「仕事」の捉え方は人それぞれ違うと思うけれど「仕事が生き甲斐」とか「好きな仕事をしています」なんて人は少数派だと思う。たいていの人はお金を得るために働いているんじゃなかろうか。賃金を得て、その分だけの仕事する。これが基本。国会議員はそれなりの賃金を得ているのだから、それ相応の仕事をして当然だと思うのだけど、彼らはいったい何を考えているのだろう。そして肝心の予算案は彼ら無しで通過しちゃっている。審議拒否するからには、予算案がどんな物であったとしても、後になって文句を言わない……ってくらいの覚悟はあるのだろうか?

私は派遣社員として何年も働いているので、余計にそう思うのかも知れないけれど「賃金=仕事の価値」だと思っている。『鋼の錬金術師』風に言うなら、これもまた1つの等価交換。貰った賃金に見合う仕事をしないというのは社会人として恥ずべき行為だ。国会が社会のルールを守れない人達の集まりだなんて情け無いことである。

思想の違い、方向性の違いが生じるのは仕方のないことだと思うが、国民を代表する立場にある人達には最低限「まっとうな社会人であること」を強く望みたいものだ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年02月03日(金) 感謝しつつ。
2005年02月03日(木) 花の名の香水
2002年02月03日(日) 雪ではなくて雨が降り

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