今日は夢見が悪かったせいか1日中ピリッっとしなかった。
子供の頃はファンタジー小説のような夢や、あるいはホラー映画のような恐い夢が多かった。連続ドラマのように「夢の続き」をシリーズとして見ることもあって、いまだに「あの夢をもう1度見たいなぁ」などと思うことがある。思えば現実離れした夢が多かった。恐い夢でさえ、どこか楽しんでいる節があるような……そんな感じ。
大人になってから……とくに25歳を越えたあたりからは非現実的な夢よりも、実生活に直結する夢を見ることが多い。仕事に追われている夢だったり、親しい人が登場する夢だったり。悪夢でさえ目が覚めてから「あぁ…そう言えば○○のことが気になってたから、こういう形で出たんだなぁ」などと自分なりに分析出来るくらいだ。
子供の頃は赤毛のアンよろしく空想好きだったので「もしかしたら今の世界が夢で、夢の世界が現実なのかも…」なんてことを考えたことがある。要はそんな妄想が頭をかすめるほどに面白い夢を見ていた…ってことなのだが。現実的な夢ばかり見るのは、脳の中で空想して遊ぶ余白の部分が少なくなっているからだろうか。だとしたら、少し哀しい。
そういえば「夢」を題材にした和歌って、やたらと多いような気がする。たいていは恋の歌だけど、あれは実際に見た夢を歌っている物よりも、むしろ「夢なんだもの。好き勝手に空想しても良いよね」的な部分があるんじゃないかなぁ。夢を自在に操れたら素敵だけれど、そう上手くはいかないのが現実世界の定め…ってものだ。
今夜はオヤスミ3秒で、いい夢を見たいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。