白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年12月21日(木) 年齢差のある集い

年末年始は親戚だの友人知人だのと集まる機会が多い。

大人ばかりの集まりも好きだけど、それ以上に色々な年代が入り混じっている集まりが好きだ。お年寄りもいれば、小さな子供、生意気な年齢の子、そして働き盛りの人達。年代が違うと話の合わないことも多いけれど、子供は子供なりに、大人は大人なりに刺激を受ける部分が多いように思う。

今日は帰りの電車で「伯父さんと姪っ子」という2人連れを見かけた。姪っ子は幼稚園。伯父さんは30代の後半で、たぶん独身。既婚者だったとしても子供扱いの慣れてない感じからすると自分の子供はいないような雰囲気。2人はとても仲が良いらしくて、電車に乗ってから降りるまで、ずっとお喋りし通しだった。伯父さんが姪っ子を子供扱いしていなくて、まるで大人の女性に接しているような話をしていたのが印象的だった。姪っ子にはちょっと難しい話……たとえば「学校の先生は、ついぞ偉いと思ってしまいがちだが、一概にそういう訳でもない」というような話。全部理解できないまでも熱心に話を聞き入っている姪っ子の表情が、たまらなく可愛らしかった。

子供の頃、大人に「大人扱い」されるのが好きだった。たとえば宴席で酒のつまみを貰ったり、アルコールをちょっぴり舐めさせてもらったり。生意気なことを言って怒られたり。今にして思えば、あれは社会に出るための訓練になっていたように思う。

今は小さい子供と接すると新鮮で面白いし、年輩の人の話は「なるほどなぁ」と思う部分が多い。家や職場ではどうしても自分と似た年代の人ばかりと話をするので年末年始での人の集まりは、そういう刺激を受ける貴重な機会だ。

年末は夫の実家で集まるのだけど、今のところそれ以外に「年齢層の広い集い」の予定は無い。電車で見かけた「伯父さんと姪っ子」の2人連れを見てから「私も子供かお年寄りとお喋りしたい」と無性に思ってしまった。近いうちに子供のいる友人と会う機会でも作りたいなぁ……なんて事を思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年12月21日(火) 目から鱗のチョコレート。
2001年12月21日(金) 自分の体液に溺れてました。

白蓮 |MAILHP