「象に乗るまでは死ねないわ」と夫に言ったら爆笑されてしまった。
「インドかタイで象に乗る」という計画は、私の中の「死ぬまでにしておきたいこと」の中の1つで、しかも上位にランキングすることだったりする。夫には以前も「象に乗りたい」ということは話してあったはずなのだけど、夫はそこまで本気だと思っていなかったらしい。
まぁ……確かに私は思いついた事をすぐ口にする。たとえばTV番組(水曜どうでしょう)を観ていて「伊勢神宮に行って、帰りに本場の赤福を食べよう」と言ってみたり、向日葵畑が花盛りだと聞いたら「この週末は向日葵畑に行こう」と口走ったり。どうも夫に言わせると「影響されやすく、言いっぱなし」な印象があるようだ。実際ところ、なかなか実現出来ない事も多いけれど「思い立ったら吉日」で、こなしたタスクだってあるという事実を私の名誉のために付け加えておく。
「白蓮さんの思いつき…というか、やりたい事には計画性が無さ過ぎる」と夫は言った。さらに夫は私が口にする「計画性のない思いつき的なこと」を「計画性の無いパッション」と名付けた。
私が不服そうにしていたらば「そんなに行きたいなら『象に乗る』と書いて貼っておくといいよ。すぐに忘れるから」と言うので、とりあえず和紙製の葉書で筆ペンで『象の本場で象に乗る』と書いて冷蔵庫に貼ってみた。週末にでも、ちゃんと練習したのを書いて居間に貼るつもり。ちゃんとした短冊とか買ってこようかしら……と1人思案中。
そんなこんなで「計画性の無いパッション」に計画性をもたせようと思うのだけど、まずは「象さん積み立て」あたりから始めようかなぁ。とは言うものの、熱しやすい性格は死ぬまで治らないんじゃないかなぁ……と思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。