昨夜は「私もサッカー観戦するぞ」と奮起してみた。
夫は海外、日本を問わず大のサッカー好き。私はサッカー観戦の趣味はないけれど「1つ屋根の下で暮らしているのだから歩み寄らねば」と、にわかに思い立った。だが、ちゃんと観ている自信が無かったので古いタオルを2本用意して、雑巾を縫いつつテレビの前に座った。夢中でテレビに噛り付く夫の横で、ちくちく、お裁縫。針仕事は大の苦手だけど、雑巾くらいは辛うじて縫えるのだ。
だが、しかし。雑巾は前半戦が終わらないうちに縫い終わってしまった。仕方が無いので手持ち無沙汰でサッカーを観ていた……が、睡魔に襲われ意識があやしくなるの巻。後半戦が始まるより早く夫から印籠を渡される。「もう、いいから、先におやすみ」と。夫の言葉に甘えて先に寝室へ。オヤスミ3秒で眠りについた。
そんな話を職場でしたら非難轟々。「ご主人がサッカー好きなんだから、もうちょっと付き合わないと」と。私も一応「歩み寄ろう」と努力はしてみたのだけど、やはり努力が足りなかったか。まぁ、次に期待する……ってことで。
そうい言えば雑巾を縫っている途中、東京のFから電話があった。「サッカー観てるの?」と聞かれたので「雑巾縫ってる」と答えたら「雑巾を買うこの時代に……昭和の匂いのする女やなぁ」と言われた。今年は平成18年。ふと思えば昭和も遠くなったものだ。そんなこんなで次のブラジル戦こそ、ちゃんと観ようと決意しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。