夜、姪から嬉しそうな電話が掛かってきた。
昨夜仕込んだサプライズ狙いのプレゼントは気に入ってもらえた模様。「すごく吃驚した」とハイテンションで、新米の叔母は大満足。プレゼントを贈り慣れない夫も、姪の嬉しそうな声を聞いて満更でも無かったらしい。
誰かに贈り物をするってのは、相手を喜ばせるよりも、むしろ自分を喜ばせるのだ。相手が喜んでいるのを見て喜ぶ…ってのもあるし「ありがとう」と感謝されて、いい気分を味わえる…って部分もあるし。だいたいからして嫌いな相手にわざわざ贈り物なんてしないのだから「何かを贈ろう」と思った時点でワクワクははじまっているのだ。
姪は今日で14歳。沢山愛されて素敵な女性になって欲しい。出来ることなら自分の受けた愛情や、嬉しかったことの数々を自分の大切な人に還元できるような人になってくれると嬉しいなぁ……などと説教臭いことを密かに思ってみたりした。姪の話を聞いていると、自分の通ってきた道がほんの少し思い出されて、ちょっと懐かしい。
まぁ要するに私は可愛い女の子が大好きなので、可愛い子は甘やかせてしまいたくなるだけな訳である。馬鹿でヤンチャな男の子も好きな訳だが。
姪のおかげで私も随分といい気分を味あわせてもらった。姪の誕生日……ちゃんと予定表に入力しておかねば。祝い事は押えておきたいが記憶力には自信が無い。それにしても、結婚したおかげで新しい年中行事が増えるってのは嬉しいことだなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。