金曜日の晩から4日間、風邪で床に伏せっていた。うち3日間はブッチギリの高熱。子供の頃は38度後半〜39度後半の熱を出したしても、熱が下がればケロリとしたものだが、大人は回復が遅いらしくて、今日はパジャマから洋服に着替えてみたものの、イマイチ足元がおぼつかない感じ。
幸か不幸か週末と発熱が重なったおかげで、夫があれこれ世話を焼いてくれて助かった。結婚して1ヶ月ちょっと。今までは楽しいことばかりだったけれど、こういうことが起こった時こそ、その人の人となりが見える訳で。夫はスープを作ったり、すり林檎や、お粥を作ったりと、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた。彼は自分の親から存分に愛されて育った人なんだなぁ……と思うと同時に、自分のしてもらってことを人に返していける優しさを持った人だってことを嬉しく思った。
結婚するまでは家族と暮らしていて、病気をするともっぱら母親の世話になっていたのだけれど、自分の親だと「ありがとう」と思う気持ちはあるものの、どこか「してもらって当たり前」な部分があるのに対して、夫だと「申し訳ないなぁ」と思ってしまうから不思議である。良い意味でも悪い意味でも、まだ家族としてこなれていないのだろうと思う。夫は「家族だから当然のこと」と思ってくれていたようだし、もし夫が病気になったとしても私は「家族だから当然のこと」と思って夫の看病をすると思うのだけど。
それにしても夫の看病はありがたく、久しぶりの高熱には、ほとほと参った。まだ喉の痛みと咳が取れないので今週はシャカリキに頑張り過ぎないようにしなくては。今日はゴロゴロ怠惰に過ごして、明日からまた出勤する予定。早いところ本調子になりたいもものだ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。