白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年01月14日(土) 文箱

少し日記が空いてしまった。敗因は業務多忙と慢性疲労。日記なんて僅かな時間があれば書けるものなのだけど、帰宅後は魂が抜けたみたいに惚けていた。「結婚後は残業しなくていいから」なんて話、やっぱり嘘だったんじゃないかと思える。しかし、こういうのは結婚詐欺とは言わないんだな。これが。

年長の友人から、またもや結婚祝を戴いた。

彼女の年齢はよく知らないのだけど、たぶん65歳は過ぎている。乳母日傘で育った人だからか、浮世離れしたところのある魅力的な女性。お金持ちで働く必要なんてないのに「子供もいないし夫と2人暮らしだと暇だから」とて仕事をしていて、以前の職場で知り合った。趣味は山歩きと乗馬とクラシック音楽鑑賞と絵画鑑賞。音楽と絵画の趣味を通じて仲良くなった。

私のような庶民が彼女と知り合いになること自体がスゴイと思うのだけど「夏は山小屋(別荘)で過ごすの」という彼女は、庶民とは生活レベルが違うので一緒にいて自分との違いがとても楽しい。そんな彼女が送り届けてくれた結婚祝は立派な塗りの文箱だった。

素敵だけど……どうしよう?

それは見るからに素敵な品で深窓の令嬢がお輿入れの際「祖母から持たされましたの」なんて言うような逸品。だが、大き過ぎて机の引き出しに入れたら一杯になってしまって実用性に欠けるのだ。こまったなぁ……何を入れたら良いものか。貯金通帳とか、保険証とか大事な物入れにでもしようかなぁ。

とりあえず、お礼状は書いたのだけど、なんだかありきたりなお礼状になってしまって心苦しかった。正直なところ使い道に困る贈り物だけど、彼女らしい選択だなぁ……と嬉しくなってしまった。

今朝は惰眠を貪ろうと思っていたのに、朝早くから小犬に起こされた。「お腹が空いた」とペットゲージの中で大暴れ。せっかくなので、これから整骨院の午前診療にでも行ってこようかな……ってことで今日の日記はこれてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年01月14日(火) 馴染つつアリマス
2002年01月14日(月) あん・はっぴぃ・まんでぃ

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