白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年01月14日(月) あん・はっぴぃ・まんでぃ

日曜日の朝、3連休を前にして私はいつになく機嫌が良かった。
火曜日、水曜日、そして祝日が休日……という勤務体制の私にとって
祝日は「土日休み」の友人と逢える貴重な休日。
ましてや「はっぴい・まんでぃ」3連休ともなると幸せはさらに倍。

なのに。

ご機嫌で出勤した私は電車の中で気分が悪くなってしまった。
「あちゃぁ。食事後の猛ダッシュがアカンかったかなぁ」
などと思いつつ、その日は相棒のCADオペレーターが欠勤届を出していて
どうしても、出勤する必要があったし
まぁ、それほど大した事どもなかろうかと気にせず出勤した。

最初は「気分悪りぃ」だけだったのに「頭痛い」が加わり「咽喉痛い」が加わり
「背中に子泣き爺か、おんぶおばけが乗ってる?」という重たさが加わり
「なんだか身体の節々が痛いんだなぁ」ということになって
はじめて「私って風邪ひいたのかも」ってことに気がついた。

最悪だった。

仕事は山積みで早退なんて出来やしないし
気分が悪くて食事どころでしないし
「祝日の予定」はキャンセルしなくちゃならないし
それでも、ど〜にか、こ〜にか、仕事だけは済ませて帰路についた。

職場を出ると。

若草山では恒例の「山焼き」がはじまっていた。
京都の大文字焼きは雅やかな趣があって良いが
若草山の山焼きは、豪快で、勢いがいって、とにかくスゴイのだ。
私にとっては3回目の山焼きだったが
もちろん、山焼き見物どころではなかった。
「熱出てる……絶対。こんだけしんどくて、熱なかったら気ぃ悪いし」
「奈良盆地で行き倒れは嫌やぁ。どうせなら大阪で…って大げさ過ぎか?」
1人でボケ・ツッコミを展開しつつ、自分を励ましつつ帰宅。

はたして熱はあった。

7度5分ほどの熱で高熱というほどではなかったが
なんとなく満足した。
流石に3度の食事の次に好きなPCを繋ぐ元気もなくて
食事をして、薬を飲んで、布団に直行。
うつら、うつらと、まどろみつつ
熱がある時は、なぜか頭の芯が冴えてしまうので
くだらないことを考えつつ
暇にまかせて体温を測ってみたりして
↑それでも最高体温は8度程度だった。
その夜を地味に寝て過ごした。

翌日の今日も1日寝て過ごした。

薬と休養のおかげで、ちょっとだけ復活。
「風邪みたいなで日記は休みます」などとわざわざ書いたのに
私は毎日「明日付の日記」を書いているので
日記的には「休み」になってないよなぁ〜
……と、また1人でボケ・ツッコミを入れてしまった。

明日は寝て過ごさないまでもゴロゴロ過ごす予定。

「はっぴい・まんでぃ」は、ちょっと「あん・はっぴい」だったが
風邪はこじれることなく落ち着きそうなので
それだけでもヨシってことで、納得する。
風邪レポートを書いたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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