今日は未来の夫と新居改築の打ち合わせへ。
築35年の新居に午前11時集合。未来の夫は夜勤明け(仕事がWEB管理なので定期的に夜勤が入る)だったので、朝から可哀想だと思うものの、期限が迫っているので、どうしようもなく。今日は工務店さんだけが来るかと思っていたらば、不動産屋さんも一緒に来ていた。工務店さんと長年の友達だから気になるのか、それとも自分が係わった物件だから気になるのか。こう何度も会っていると、無愛想な人でも愛着が沸いてくるから不思議である。未来の夫は、彼らに田舎から送ってきたという柿とミカンをお裾分けしていた。なんかこう……こういう関係って、いいなぁ……と思った。
工務店さんに新居の鍵を渡して打ち合わせ終了。私達は改装が済み次第、家具を買わねばならないので、それに備えてメジャー片手にあちこち採寸。実際に採寸してみて、曲がり階段から家具が入るのか…という問題について頭を抱えた。何しろ新居は築35年。何かにつけて昔仕様なのである。
1人暮らしをしている未来の夫は改装が住み次第、一足先に引越ししてくる予定。「引越しまでに家具が揃わないかもねぇ」と話をしていたら「大丈夫。ベッドが来るまで、俺、押入れに布団を敷いて寝るから」と未来の夫。しかも、非常に嬉しそう。
「これを機に、子供の頃あこがれた『押入れの中で、どらえもんみたいに寝たい』って願望を実現させたいって思ってるんでしょ? そんなことはお見通しだ!」と言ったら、未来の夫は大笑いしていた。どうやら当たっていたらしい。未来の夫の夢を叶えるべく、ベッドの搬入は遅らせよう……と密かに思った。
そして私は未来の夫が、あれこれチェックをしている隙を見計らって、子供の頃にあこがれた
『おしいれのぼうけん』の世界を堪能しようと、何もない押入れに入って悦に浸った。押入れって、いいよなぁ。あの、狭くて暗い空間には、夢と妄想がギッシリと詰まっているように思う。
明日は結婚式の打ち合わせ。2人して、やる気なさなさ。新居の準備は心が弾むが、結婚式の準備は面倒臭くてかなわない。が、しかし、やらねばならぬこともある。明日も頑張ってまいりましょうかね……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。