今日は季節の果物やなんかを使ったデザートを買って帰ろうと思っていた。栗とか、サツマイモとか。和菓子も良いし洋菓子も捨て難い。柿や葡萄を使ったタルトもいいな……などと、気持ちだけはヤル気だったが、そんな時間に帰宅出来なくて、コンビニでカスタードプリンを買って帰った。
最近のコンビニデザートはよく頑張っていると思う。けっこうイケる。悪くない……が、コンビニデザートには色気がない。そこが不満。「甘い物が食べたい発作」を満たすだけの甘味はあれど「甘い物を口に運ぶ幸せ」を満喫するには遠く、腹ペコの野獣のよう飢えた心を満たしてくれるには至らないのだ。なんちゅーか。コンビニのデザートにはパワーが無いのだ。
手の込んだお菓子が食べたい。洋菓子でも和菓子でもいい。「人の手で作りました」って感じのお菓子を存分に食べたい。色気のないプリンを口に運びながら、自分の身体が安っぽい物質に変化していくような錯覚に陥ってしまった。
しかしながら私がコンビニの食べ物を利用するのは、デザートか、あるいはお弁当を作れなかった時くらいである。コンビニの食べ物がメインになっている人は毎度、味気ない思いで食べているのだろうか。便利だけど……使わざるを得ないのだけど人間的じゃないよなぁ……と思う。
週末は私の欲求を満たしてくれそうな「ちゃんとしたデザート」を買って食べようと思う。幸いこの週末は3連休だし。それを励みにあと2日、頑張って働こうかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。