ペンフレンドからクリスマスカードが届いた。
1番ノリでやってきたカードには、彼女が自宅の庭で撮影したヤマガラの写真。この1年、バードウォッチングに情熱を注いでいた彼女らしいカードで思わずニヤリ。手紙にしろ、葉書にしろ、メールにしろ「自分のために書いてくれた文章」を読むのは、ほんとに嬉しい。会って話をするのとは、違った喜びがあるように思う。牛のように何度も反芻できるのが良い。そして相手の反応に気を使うことなく「うふっ」とか「きゃぁぁっ」っとか思えるのが良い。
私はこれからクリスマスカードにメッセージを書かなくちゃいけない。明日投函しなければ、クリスマスイブに間に合わないかも知れないし。切手は貼ってあるし、宛名も書いてあるので、あとはメッセージを書き込むだけなのだけど、けっきょくギリギリまで引っ張ってしまった。こうなってくると、楽しいイベントも宿題のようで「クリスマスカードを出す」という行為自体が、自己満足の極みというノリで、楽しんでいるんだか、苦しんでいるんだか微妙な味わいである。
クリスマスカードにしても、年賀状にしても、当日の興奮がないのに「メリークリスマス」とか「あけましておめでとう」とか書くのは、どう嘘臭いような気がしてならない。だけど自分が貰う立場になると「やっぱ、いいもんだなぁ」と思ったりするのだ。結局のところ手紙とか葉書というのは、自分のためでなく、読んでもらう人のために書きなさい……ってことなのだろう。……って。私の場合は、やっぱり自己満足なんだろうけど。
さてと。そろそろカード書きをはじめなくては。そして明日も頑張って働かねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。