知人から『TVチャンピオン2連覇○○』が作ったと言う食パンを貰った。百貨店の地下食品売り場に出店しているようなパン屋でも、けっこうな値段がする事を思うだに、そんな冠を被せるとなると、筋金入りの高級食パンなのだろうと、期待に胸を膨らませて食べてみた。
パンだった。どこからどう見ても、どう食べてみても、食パンだった。
普通の食パンに比べると、白い部分がフワフワしているようだったし、耳の部分はバリッと香ばしかったけれど、食パンは食パンでしかなかった。どんなに美味しくても食パンなりの美味しさなのだ。
最近、以前ほど「美味しいものが食べたい」と思わなくなっている自分がいる。もちろん、不味い物より、美味しい物を食べる方が良いに決まっているのだが食べ物に対する「こだわり」が薄くなっている気がする。そこそこ美味しくて、何よりも美味しく食べられたら、それでいいやん。みたいな。味そのものより「誰と食べるか」とか「どんな風に食べるか」の方が重要だと思う今日この頃。
もっとも、偉そうにウンチクをたれているが、身辺が忙しくなると、食べる事は、おざなりになりがち。まずは健康的な食生活から……てなもんだ。もうちょっと、食べる事を大事にしなくては。
今日は転職して初めて定時で仕事を終えた。なんだか悪事を働いているような気がしてドキドキしたが「帰れる時は遠慮なく早く帰り〜」と気持ちよく送り出してもらった。むしょうに嬉しかった。せっかく出来た時間なので、派遣会社から出された課題を片付けてしまおう……ってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。