白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2001年10月25日(木) バレた。

「また懲りもせず日記なんか書いてるの?」
パソコンに向かう私の背中から唐突に声がした。

弟だった。

そう・・・普通の人間より指が2本足りない、あの男だ。
彼の名誉に掛けて書かせていただくと
彼は姉のプライバシーを探るような人間ではない。
ただ、なにげ〜に垣間見た姉のパソコンの画面に
「日記」と言う名のフォルダーを見つけただけであり
それ以外にも、私自身の管理不行き届きが重なって
私の「こっそり公開日記」が彼にバレてしまったのである。

以前、書いていた公開日記で行き詰まりを感じていた時は
私と同じく、ネット・サーフィンを趣味とする弟に
「なんか、良い子ぶるのって疲れちゃってさぁ〜〜」
・・・なんて散々、愚痴っていたのにもかかわらす゜
あらためて公開日記を書いている姉に、弟は呆れたようだった。

でも、もう、いいや。

弟にバレたことで私は、さらなる開き直りの境地を開拓してしまった。
姉の書いた駄文、読みたかったら、読めばいい。
嫌なら読まなければいいのだ。
それとも、まったく興味無し?

ともかく、こうなったら、なんでも書いちゃえ・・・ってなもんだ。
いまさらテンションを下げる気なんてサラサラ無いし。

父が、どんな風に死んで、私が、どう思ったとか
祖母が、どんな風に死んで、私が、どう思ったかとか
現在進行形の重要事項とか。
書きたいこと、書きたかったことは山のようにある。

もう、どうにでもなりやがれ。

弟が事故で指を失った事においては
ショックではあったけれど、そう大した問題ではなかったりする。
まだ若いのだから、自分の力で乗り越えやがれ!
・・・と私は思っている。
私だって、いつ死ぬか分からないのだし
なにより「一家の大黒柱」という立場で踏ん張っているのだから
弟の人生にまで気配りをしている余裕なんてありはしない。

あぁぁぁぁ。
それなのに、こんな私の日記を訪ねてくださって
掲示板に足跡を残してくださったり
「エンピツ日記」の投票ボタンを「ぽちっ」と押してくださったり
「エンビツ日記」の「My日記に追加」してくださったり
そんな方がいらっしゃるのは、ありがたくて涙が出そうです。
↑口だけぢゃなくて、マジで、そう思っています。

弟よ。読みたくなかったら、読むな。
そして・・・
それでも付き合ってくださる方は、これからもよろしくお願いします。

人間、ある程度追い詰められるとキレると言いますが
私も少々キレ気味かも知れません。
でも一応、他者への悪意なんかは発信していないつもりです。

なんとかなるかなぁ・・・と楽観しつつ本日は終了。


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