白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年08月17日(火) 地獄の有無はさておいて。

盆休み明け初日。休みボケのせいか、今日はちっとも気合が入らなかった。なので仕事も適当なところで切り上げて早々に帰宅。早めの夕食など。我が家では食事の時はテレビがついているのだけれど、今日は細木数子が出ている番組がかかっていた。私は占い活動に熱心なタイプではないので、細木数子は好きでも嫌いでもない。まあ、言うなれば「どうでもいい人」に過ぎないので、番組を持つほど流行りの人になっていたとは、ちっとも知らなかった。

なんの気になしに観ていたのだが、細木数子が、あんな酷いこと言う人だとは知らなかった。他人に向かって「地獄に送ってやる」とか「地獄に落ちるよ」だなんて言うもんぢゃないと思うのだ。まあ占いの結果がそうあったとしても「ろくな死に方しませんよ」とか「そのままでは不幸になりますよ」とか、物の言い方はいくらでもあるだろうに。

地獄をを信じる、信じない、あるいは地獄の有無はともかくとして、決して気持ちの良い言葉でないってことは確かである。

書き言葉としては機能していても、実際の話し言葉として使わない言葉って多いように思う。特に人を罵ったり、貶めたりするような言葉なんかは、そうぢゃないだろうか。「地獄に落ちろ」にしてもそうだが、たとえば「あんたなんか死んでしまえ」なんて言葉も、酷い目に合って、思わずそう呟いてしまうのはアリだと思うが、面と向かって使う言葉ぢゃないと思うのだ。

もう何年も前のことだが、面と向かって「お前なんか、こっちから願い下げじゃ!」と言われたことがあるのだが、その時は腹立たしいよりも先に「そんな言葉を実際に使う人っているんだなぁ」と、しみじみ感激した覚えがある。今日、細木数子が言った「地獄に送ってやる」は、その時と同じくらい……いや、もっと衝撃的だった。

私が知らないだけで、世の中では以外と日常的に、そういう類の言葉を使っう人が多かったりするんだろうか? あまり根の暗いと言うか、汚い言葉は使わない方がいいんぢゃないかと思ったりする。それこそ、そんなこ言葉ばかり使っていると、不幸がまとわり付いてきそうではないか。物知らずな若者が使うならまだしも、いい年した大人が使ってのはなぁ。

もっとも細木数子が汚い言葉を撒き散らそうが、何を言おうが私には何ら関わりのないことである。そんなことを、あーだの、こーだの考えているよりも、休みボケをなんとかしなくっちゃな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年08月17日(日) サザエさんブルー
2002年08月17日(土) 「女子的つきあい」について。

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