白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年08月17日(土) 「女子的つきあい」について。

私は生まれてこのかた30年、女性として生きてきたが
「女子的つきあい」は、ほとんど経験がない。

男性には「女子的つきあい」ってのがピンとこないかも知れないが
いわゆる「一緒にトイレに行く」ような
比較的ベタッとした人間関係のことである。
男性に言わせると「なんか変」ってなところだろうが
女性には、当たり前のように存在するのだ。
正しくは女性というよりも、むしろ女子(じょし)の中の存在なのだが。

私の友人には「女子的つきあい」をする人はあまりいない。
そんな訳で私は「女子的つきあい」のシキタリを知らないで現在に到る。

だが、現在の私は「女子的つきあい」を余儀なくされていたりする。
新人のCADオペレーターが、いかにも「女子」って感じなのだ。
彼女は私より、6つ年下ってこともあってか
なんか……こう…小猫のように、すりよってくるのだ。
お弁当も一緒♪ 休憩も一緒♪ いつも一緒♪
↑流石にトイレは1人で行けるようだが。
慕ってくれる子は可愛いと思うけれど、ちょっと面倒に思ったりする。
もちろん、仲良くやっているのだが
なんか、こぅ、相手のテンポに振り回されているような感じ。

観察してみると、友人にはいないタイプの発想をしたりするので
なかなか興味深いのだけれども「いつも一緒」ってなノリは
ちょっと、疲れるなぁ……と思ったりする。
ここのところ、夏バテモードに入っているので、なおさらである。
昨日は、昼休みに眠くてたまらなかったので
喋りたそうな新人さんに「ごめん、昼寝させて」と言い残して
1人でお昼寝体制に突入してしまった。

新人さんとは、期間限定の短い付き合いなので
それなりに仲良くやっていけるようには思うけれども
考えてみると、新しい職場で「女子的つきあい」がないとも限らない。
思えば……今までは好き放題に、大らかに暮らしていたなぁ。
今のうちに「女子的つきあい」の極意を習得した方が良いのかも。
私、ちょっとガサツなところがあるので
「女子」の微妙な心を読み取れないのがネックである。

ちなみに「乙女」と「女子」は似ているようで似ていない。
これもまた、やたらと微妙な感覚なのだが
決定的な違いは群れ(集団)を作るかどうか……ではなかろうか。
乙女は、1人でも乙女でいられるが
女子は「女子達」という集団でこそ、その力を発揮する。

「乙女」と「オナゴ」と「女子」は、同じ女性であっても
まったく異質な生き物であるといっても過言ではない。
ぐるりと周りを見渡してみるだに
色々なタイプに分類されるから興味は尽きないのである。

講釈はさておき、しばらく「女子」と仲良くやっていこうと思いつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。


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