白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年09月06日(土) やっぱ。もうちょっと。

宮様から励まし&叱咤のメールを戴いた。

宮様というのは派遣時代に2ヶ月ほど一緒に働いた人で、私より3つか4つ年上の女性である。おっとりした喋り方&風貌で、なんとなく宮家の姫君(実際、旧家のお嬢様のようだ)私は「宮様」とお呼び申し上げている。もちろん、実際には、年長者なので苗字プラス「さん」で話しかけたりしているのだが。

ちょっとした用事のメールにの職場が嫌で辞めたい」みたいなことを、ポロッとこぼしてしまったらば「今は景気が悪いし、仕事探しは大変だから、どうしてもやりたい事がなければ我慢した方がいい」と諭されてしまった。私は今まで本当の意味では仕事探しに困ったことがなくて、金銭的にキツくて「どうしても働かねば」となった時は、かならず職にありつけていたので、仕事探しを舐めてかかっている節がある。宮様に諭されて「やっぱ。もうちょっと頑張ろう」と思った。

宮様は、私の愚痴を聞いてくれるつもりらしくて「近いうちに飲みに行きましょう」とも書いておられた。流石は年長者だなぁ……なんとなく、見た目のおっとりさから年下のような気がしていたけれど、ちょっとそれって不遜だったと反省してみたりもした。

今日は仕事帰りに本屋で『新潮』を立ち読み。立ち読みは悪いことだと分かっているのだけれど、1つの作品を読むために1冊買う気になれなかったのだ。ちらっと読んでみて面白かったら買うつもりだったけど。嶽本のばら(のばやん)の『ロリヰタ』など。

サイン会で好印象だったのばやんだが、しかし今回の作品もいただけなかった。自分の姿勢を崩さないのは大いにけっこうだが、いつまでたっても俺様ワールドでは深みに欠ける。「僕は」という文学から「人は」あるいは「男は」「女は」という部分に発展できなければ、色物で終わっちゃうような気がした。化けてくれるのを期待したいところだが……う〜む。

さてさて明日は待望の日曜日。来週は3連休。時間を上手く使っていきたいなぁ。「暑い」と言っても、確実に涼しくなっているのだから、遊んでばかりではなくて自分も磨いたていかなくちゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2002年09月06日(金) 薄っぺらな憂鬱。

白蓮 |MAILHP