今、マクドナルドの「ハッピーセット」のオマケはキティちゃんだそうな。キティちゃんが登場するだけで売上がグンと上がるというのだから、なかなか大したキャラクターだと思う。……が、しかし私は、あまり好きぢゃないんだな。キティちゃんって。積極的に嫌っている訳ではないけれども。
実際問題として私の身近には、いくつかキティちゃんグッズがある。シャープペンシルだったり、油取紙だったり。たいていは友人や知人から貰ったものだ。貰った時に「ちえっ。キティちゃんかぁ」なんて顔はしないし、貰うということに対してい嬉しいのだが、本音を言うと別のキャラクターの方が、余程ありがたかったりする。
思えば子供の頃からキティちゃんは好きぢゃなかった。むしろ子供の頃は嫌っていたと言ってもいい。
その当時の私の目にキティちゃんは「馬鹿っぽいネコ風の獣」としか映らなかった。しかし1度たりとも「キティちゃんが嫌い」と言ったことはないし、キティちゃんグッズも、かなりの数を持っていたように思う。気が弱くてNOが言えなかったのではなくて「ここは1つ、キティ好きを装っておいた方が世間的に良さそうな気がする」という本能に従っただけである。私が特別、計算高い子供だった……って訳ではないだろう。「泣き真似」を覚えた瞬間から、人間は打算で動けるようになるものだ。
今でも必要があれば「わぁ。可愛い」とか言って「馬鹿っぽいネコ風の獣」と、それを愛好するる人に媚びることがある。子供の頃と違って、今は持ち物にたいしてこだわりがないので、使わねばならない羽目に陥っても平気で使うことができる。私も大人になったってことだろうか。キティラーの人がいたら、ごめんなさいまし。否定してる訳ぢゃないんです。ただ好きになれない……ってだけの話で。
「キティちゃん」を見て思い出したことなど書いてみたとろこで、今日の日記はこれにてオシマイ。