白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2003年08月29日(金) 給料日の儀式

今日は、お昼休みに書いた日記のFDを会社に置いてきてしまった。悔しいなぁ……でもいいんだぁ。今日は仕事の区切りもついたし、早く帰宅できたし、何より給料日だったんだもの。

給料日には、毎月何某か特別な食べ物を買って買えるようにしている。ちょっとお高めのデザートだったり、あるいは夕食のオカズだったり。ちなみに今日は鯛とホタテのお刺身を買った。家族3人「堪能したぁ」というほど多めに買ったのだけど、たまにはこういう贅沢も良い。美味しいものを買って買えるのは給料日の儀式みたいなものだ。

給料日の儀式といえば、もう1つ。

給料日には、いつもチョコチョコっとした買い物をして「1000円札」を作るようにしている。以前は両替機で変えていたのだけれど、最近は両替も手数料がかかるらしいので買い物をして作るのだ。「1000円札」が大量にいるのは、我が家の生活費を袋に小分けするためである。新聞代・駐車場代・食費・雑費など、銀行引き落とし以外のものを細かく分けて、母おずかいを渡すのが毎月の行事。もちろん愚弟にも生活費は払ってもらっているのだが、金銭管理はもっぱら私の役目だ。

本当は「お母さん、これ今月の生活費」という感じでポイっと渡せるのがベストなのだが、どうも乙女な母はお金の管理が上手でないらしいので、私がすることになってしまっている。小分けにした袋をチェックして「今月、まだ駐車場代を払ってないみたいだから行ってきてね」と督促するのも私の役目だ。なんだか守銭奴のバアサンみたいで嫌な感じだが、こうでもしないと生活が上手く回らないのだから仕方ない。ま。少しづつ乙女な母にも学習してもらうしかない訳で。思えば、これでも以前よりはずっと楽になっているのだけれど。

正直いって「生活費や家のことは全部妻に任せる」ってお父さんの気持ちはよく分かる。私もそうしたいと思っているし。しかし今のところ、私は「良いお父さん」だと思う。可愛くて気働きのできるお嫁さんが欲しい。それかいっそ働かなくていいお嫁さんになりたい。お嫁さんorお婿さん大募集って感じ。

給料日の儀式をするたびに、ちょっとだけ我が身を恨めしく思ったりするのである。一種のナルシズムかも知れない。「頑張ってる私って素敵かも♪」みたいな。だからこそ案外、行き詰まらずにそこそこ愉快に暮らしていけるのかも知れない。

明日は午前中出勤して、午後からは図書館へ予約の本を引き取りに行かなくちゃ。お給料日と週末が重なってるってのは理屈ぬきで嬉しいよな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年08月29日(木) 余裕が無いなぁ。

白蓮 |MAILHP