今朝は、いつもにも増してダルダルだった。
あんまり身体がシャキッとしないので甘いものでも補給しようと
通勤電車の乗り換え駅で、駅構内のミニコンビニに立ち寄ったのだが
こう、暑くなってくるとチョコレートを食べる気にもならず
キャンディーでも買おうかな……なとど物色していたらば
新発売の「さくらんぼ味ハイチュー」に目がとまった。
私はハイチューとか、グミとか、中途半端な触感の食べ物があまり好きではない。
人から「おすそわけ」などで差し出されたら「いりません」とは言わないけれど
自ら買うだなんてことは、まずもってない……ってくらい好きぢゃないのだ。
「硬いんだか、軟らかいんだかハッキリしてくれぇ」って思ってしまう。
飴はバリバリ噛み砕くものだと思って大きくなってきただけに……
苦手なハイチューだが、大好物の「さくらんぼ」の味となると見逃し難い。
だからって、たかだか100円かそこいらの駄菓子に
さくらんぼのフレッシュな味わいが再現されているとは思えない。
思えないけど、気になる。気になる。気になる。
……そして、うっかり買ってしまったのだ。「さくらんぼ味ハイチュー」を。
そして食べてみたのだ。口一杯に広がるさくらんぼ味を夢見て。
だが、しかし。
ハイチューは、しょせんハイチューでしかなかった。
それは本物のさくらんぼとは似ても似つかない味だった。
マズイものではない。強いて言うならば
かつて味覚糖から発売されていた「さくらんぼの唄」と似た感じの味。
「さくらんぼの唄」はハードキャンディーだったので
「偽物さくらんぼ味」でも、それほど憤りを感じることなか食べていたが
その味がハイチューに乗っかっているとなると……あぁぁぁ。
私はハイチューに何を期待していたんだろう?
とりあえず、行きの車内で1つ食べた。帰りの車内でも1つ食べた。
それなのにハイチューはまだ10個も残っている。
どうしてハイチューは12個も入っているんだろう……
世の中にはハイチューが好きな人だっているはずだ。
もしかしたら同僚の中にも「ハイチュー大好き」って人がいるかも知れないが
道義的に考えてみるだに、自分が美味しいと思わないものを
人にあげるなんてのは失礼な気がして、どうにも気がひける。
もはや……朝に夕なにハイチューを食べて減らしていくしかないようだ。
大阪で憂鬱な顔をしてハイチューを食べている144センチの三十路女がいたら
それは私です。もしも、あなたがハイチュー好きな人間ならば
「1つ手伝いましょうか?」と声を掛けてください。
大喜びでハイチューさくらんぼ味を進呈することと思います。
明日の朝も、またハイチューを食べなくちゃなぁ
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。