白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年06月02日(月) 社員旅行レポート

昨日、一昨日と社員旅行へ行ってきた訳なのだが
台風と共に移動する旅になってしまったので
ろくに観光することもなく、富士山を見ることもなく
そうかと言って、大雨にも遭遇することもなかった。
たいして不幸な出来事もなかったし、まずまずの旅だったような気がする。

そんなこんなで、日記に特筆するほどの旅でもなかったのだけれども
特に印象深かったことだけ書き残しておこうと思う。

<その1> たっぷり眠った旅だった
船に乗るかもしれないということで、酔い止めを飲んだのが悪かったのか
バスの中では、やたらと眠くて、往復共、ずっと眠りっぱなしだった。
その上、旅館では同室になった女性が「早寝の人」だったので
彼女に便乗する形でもって「一晩中おしゃべりチーム」に参加することもなく
宴会の2次会が終わったら早々に寝てしまった。
もはや「眠りに行った」と行っても過言ではない旅だった。

<その2> でっかい虹を見た
静岡まで行って富士山を見ることはできなかったのだけれども
お天気のおかげで、でっかい虹を見ることができた。
しかも生まれてはじめて「虹の根元」をこの目で目撃したのである。
団体旅行でなければ、虹の根元に埋まっているという宝物を
発掘しに行くのになぁ……なんてことを思った。

<その3> オヤジまみれの夜を過ごした
生まれてはじめて参加する「大人数での社員旅行」は
ありがちな「社員旅行」のイメージに乗っ取って企画されたらしくて
夜は大宴会。宴会の後は、ホテル内のスナックでカラオケという
ディープで、チープな流れが義務付けられていた。
一応、女子社員の私は、酔っ払いのオヤヂとデュエットしたり
あろうことか「チークダンス」なんてのを生まれてはじめて踊ったりした。
もっと不愉快を感じるかと思ったが「これも仕事」と割り切っていたせいか
それは、それとして、淡々とこなすことができた。
友人及び愚弟からは「サービス業には向かない女」だと言われ続けてきたが
意外とサービス業に従事しても、やっていけるような気がした。
もちろん、楽しんで仕事ができるかどうか……となると話は別なのだが。

旅をする……と言うか、長い時間を共に過ごすことで
「この人って、ぢつは良い人だったんだ」と言うような素敵な発見もあったが
一方では嫌だと思っていた人の嫌な部分を、さらに濃厚に感じたりもした。
ま。そりゃ、ともかく、つつがなく終わったってことが目出度い。

<総括> 社員旅行に参加してみての感想
酔っ払いのオヤヂの相手は疲れるので遠慮したい。
……て・ゆ・か。社員旅行自体、できることなら遠慮したい。

「旅」という観点で書くとするなら、それなりに面白い発見もたったのだが
「社員旅行」の感想となると、おおむね、こんな感じである。
ぶっちゃけた話、社員旅行を楽しみにしている人って、いるんだろうか?
すごく聞いてみたい質問なのだが、流石に会社では聞けないよなぁ。
ちなみに私の友人達の中に「社員旅行大好き」なんて人は1人もいない。

旅行明けの1週間ってのは、体力的にキツイものがあるのだが
ブツブツ言ってないで仕事しなくちゃなぁ
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。

<覚書>
遠くの友人から葉書が届いた。彼女の葉書は、いつも絶妙なタイミングで届く。
齧りつきたいほど愛らしい子犬の写真に煩悩した。
今週も、これで頑張れそうな気がする。


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2002年06月02日(日) 6月の花嫁

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