白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年05月24日(土) 役者の仕事。職人の仕事。

昨日は贔屓にしている劇団☆新感線のお芝居を観に行ってきた。
相変わらず馬鹿馬鹿しくて、人生の役に立ちそうもなく
それでいて、底抜けに楽しい芝居をする人達だった。

毎回「生産性のない芝居だなぁ」と思うし「マンネリだなぁ」とも思うのに
それでも彼らのスタンスは大好きなので、ついつい劇場に足を運んでしまうのだ。
私にとって、彼らの芝居はエアポケットのような存在なのだと思う。
下品なギャグや、不必要に大掛かりな舞台装置や、凝り過ぎた衣装が
非・現実である芝居の世界に引きずり込んでくれるような気がして好きなのだ。
彼らの芝居を観た後は「さて。また頑張って働こう」って気になるから不思議だ。
どこか麻薬めいているのだなぁ……ま。それが道楽の醍醐味なのだろう。

あと10歳若かったら、役者か舞台関係者になりたいと思っただろう。
役者と乞食は3日やったらやめられないと言うけれど、なんとなく分かる気がする。
一段高いところに立って「人に見られる」快感があるだろうし
毎日が祭り。毎日が「特別な日」ってノリを味わっちゃったら
普通の仕事なんて、とてもじゃないが、やってられないだろう。

以上、昨日の日記。そして本日。

また髪を切りに行ってきた。
この前バッサリやった時のように「区切りをつけたかったから」なんて理由ではなくて
1度短くしたので、なんとなく弾みがついてしまったってだけの話。
また一段とスッキリ・サッパリ。当社比1.25倍てな感じ。
そして、もう染めることはないだろうと思っていた髪を染めた。
「染めた方が絶対によくなりますよ」と熱心に語ってくれた
美容師の兄ちゃんの情熱にほだされてしまったのだ。
今度の担当さんは、基本的に無口なのに(美容師さんは無口な人の方が好きだ)
髪型を語る時だけは熱かったのだ。瞳がキラキラしていたのだ。
私は職人の熱さに弱らしい。ビバ・職人気質。
嬉々として仕事をする職人の姿が見たいめに髪を染めたような気がする。
それにしても、染めるのって時間が掛かるし面倒だなぁ。
また染めなきゃいけない時が来るのかと思うと、ちょっとウンザリ。
いっそ外国人になりたい。もちろん、この場合は黒髪の民族は対象外。
世の中の茶髪の人達のマメさ加減に、いまさらながら敬服した。

明日はウキウキ楽しい日曜日。
来週の休みは社員旅行で潰れてしまうので、その分だけ楽しんでおかねば。
とりあえず、そんなこんなで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年05月24日(金) 「ウケ」を狙って書いてる訳ぢゃないんだが。

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