先日、友人から栞を貰った。
私は本を読む時、栞を使う習慣はないのだが
せっかく戴いたということで、最近は意識的に栞を使うようにしている。
栞が嫌いという訳でもないのだが、すぐに無くしてしまうし
第一、栞がなくても本を読むのに支障はないので使っていなかったのだ。
新潮文庫についているような紐の栞だけは使っていたのだけれど。
友人から貰った栞は、茶色い革製で、私の名前が刻まれている。
どんな物にも当てはまる事だが、名前の入った物ってのは特別な感じがして
不思議と「大事にしよう」という気分になるようだ。
もっとも私の持っている「名前入りの物」と言えば
貰った栞の他だと、袱紗と風呂敷くらいのものなのだけれども。
茶色い革の栞は、頂き物の中でも、かなりのお気に入りである。
映画の観すぎ、小説の読みすぎで、そう思うだけかも知れないけれど
名前入りの革の栞は「頭が良さそう」っぽい雰囲気を醸し出すような気がする。
広い書斎にある、どっしりとした机の上に置いてありそうな、そんな印象。
無くさないように気をつけなくちゃなぁ。うむ。
閑話休題。
私の職場内の敵……大ボスことクソジジイが3日ほど欠勤している。
「趣味は仕事」と言うような、仕事好きな人が3日も休むだなんて
よほど体調が良くないのだろうなぁ。
大っ嫌いなのに、気になってしまうから不思議だ。
だからって「早く良くなって出社して欲しい」と思っている訳でもないのだが。
会いたくないのに気になってしまうとは、これいかに?
彼は私にとって、職場における七味とか、山椒のような存在なのかも知れない。
不愉快な刺激も、多少はあった方が張りが出て良いのかもなあ。
明日は大好きな劇団の芝居を観に行く予定。
馬鹿笑いして、エネルギーを分けてもらってこよう。
明日は夜にお楽しみがあるから、頑張って働けそうだなぁ
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。