先の週末は体調を崩して図書館へ行けなかったので
ちょっくら贅沢をしてバーンと新刊本を買うことにした。
本屋での買い物って、なんて楽しいんだろう。
まさにウキウキ・ショッピング♪
図書館通いは続けるつもりなので「買う本」と「借りる本」の見極めに悩む。
どうしても手元に置きたい……と思わせるような本だの
図書館では入りそうにない本だのを買おうとて物色。
散々悩んで、けっきょく3冊購入。
『淳之介さんのこと』 宮城まり子 文春文庫
『GO』 金城一紀 講談社文庫
『「奇譚クラブ」の人々』 北原夢童 早乙女宏美 河出文庫
『「奇譚クラブ」の人々』は図書館へ予約を入れるのは憚られるので買ったのだが
よくよく考えてみると通勤電車では読める代物ではないなぁ。
堅いのから、そうでないのまで取り揃えた納得のラインナップ♪
図書館生活に切り替えてからというもの「本を買う喜び」が倍増したように思う。
新しいインクのトキメキ。帯をはずして、入らない栞を捨てて
「さぁ。読むぞ」という体制に整えてゆく過程は
私にとって本を読む儀式のようなものだ。
こういう感覚は図書館の本では味わえないものなぁ。
失った分だけ、得るものがある……ってことの一例を感じた。
失った物の数を数えるよりも、得たものの数を数えた方が良いという
先人の言葉は正しいのだと思ったり。
図書館の本を読み終えたらば「自分の本」を読もう♪
「自分の本」って、なんと素敵な響きだうろう……
なんて、ささやかな幸せを感じつつ今日の日記は、これにてオシマイ。