日は数年ぶりにクラッシックのコンサートへ行ってきた。
それも数年ぶりに再会した元・同僚と一緒に。
同僚と言うりも先輩と言った方が適切なくらい年上の女性で
現在は趣味に旅行にと、隠居生活を満喫されているとのこと。
朝日放送が主催する新人コンクールで入賞をした演奏家による
フレッシュなコンサートで、ピアノと声楽とオーケストラという
気軽に楽しめる盛りだくさんの内容だった。
心が震えるほどに感動する……ってほどのものではなかったけれども
「やっぱ若いっていいよなぁ」と思える新鮮な演奏に好感が持てた。
特に、男性ピアニストの演奏は、予想以上に素敵だった。
力強さに欠けるものの、素直で可愛らしい音。
男性の演奏家なのに「深窓の令嬢」とか「乙女」っていうような印象で
目を閉じて聞いていると、欧州の古城でピアノの練習に励む少女の図
……なんてのが思い浮かんでしまうような演奏だったのだ。
ま。実際は、なんてことのない、に〜ちゃんの演奏だったのだが。
それにしても「生」はいい。
「やっぱり生に限る」と言っても過言ではない。
CDもいいけど、ぜんぜん違うんだなぁ。これが。
そして、私は映画だの芝居だのも好きだが音楽も好きだったんだ
……ってことを久しぶりに思い出してしまった。
音楽とか文学ってのは、芝居や映画以上に
自分勝手に楽しめる「ゆとり」の部分が多いように思う。
どうやら私は、その辺が好きみたいだ。
もちろん世界観が確立された物も好きなのだけど。
いいももの聞いてリフレッシュしたなぁ……って感じである。
明日働いたら、休日だし、なんだかご機嫌だなぁ。
楽しい時間を過ごした……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。