白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年12月13日(金) サンタクロース論争

愚弟の病院には「ディ・ルーム」というスペースがある。
入院患者さんや家族が食事をしたり話をしたりできる食堂のよう場所で
病院に、こういうスペースって、いいなぁ…と思える空間なのだが
今日はディ・ルールで興味深い議論を耳にした。

議題は「サンタクロースは本当にいるのか?」
議論していたのは推定年齢4歳の男子1名。女子2名。
「サンタクロースなんていない」という女子Aに対して
女子Bと男子は「サンタクロースは絶対にいる」と一歩もゆずらない。

サンタクロースって、本当はお父さんなんだ……とか
日本には煙突がないからサンタクロースは入ってこられない……とか
オモチャ屋さんなんかには「偽サンタクロース」がいる……とか
○○君の家は、サンタクロースは来ないらしい……とか

そう言えば私も子供の頃はサンタクロースについて
熱く語ったことがあったなぁ……と懐かしく思い出してしまった。
「子供は夢があっていいよね」なんてことになる訳だが
しかし実際は子供だってバカではない。
かなり幼い子供だって「サンタクロースはいない」ってことを
理解しているんじゃないかと思われる。
ただ「いた方がいいよね」とか「でも、しかしたら?」とか
「信じていたい」という気持ちが強いんじゃないだろうか。

煙突がない家だったらサンタクロースは窓から入ってくる……とか
偽サンタクロースもいるけと、本物もいる……とか
フィンランドにサンタクロースの国が本当にあるらしい……とか
説得力がありそ〜で、なさそ〜な理由を一生懸命考えたりして
「サンタクロースはいるかも」と思いたがっているというか
子供時代というのは、そんな空想が楽しくてたまらない
夢見るパワーがやたらと強い時期なのかも知れないなぁ。

サンタクロースはいた方がいい……と私は思う。

ちなみに今日は議論をしている子供達から意見を求められたのだが
私は自信を持って「いる」と言ってしまった。
しかも、まことしやかに口八丁なことまで言ってしまったりして。
夢見るのが子供の特権なら、嘘つきは大人の特権である
……かどうかは、ともかくとして
サンタクロースについて語り合ったのは久しぶりで
なんだかヤケに楽しかった。
大人のところにもサンタクロースが来ればいのにと思いつつ
今日の日記はこれにてオシマイ。

<就職活動メモ>
今日の面接は、あんがいスムーズにこなせた。
仕事内容も給与も良かったのだが、休日が少ないのが気に掛かる。
とりあえず、くわしいことは2次面接までオアズケ。


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【同月同日の過去日記】
2001年12月13日(木) 仕込みはOK!

白蓮 |MAILHP