白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年01月04日(金) あの世の人は助けてくれない。宝くじは当たらない。

少しづつではありますが
「お正月まったりモード」がうすらいでいますね。
日記日付的には1月4日。
今日から出勤という方もおられるかと思います。

ところで「宝くじ」はお買い求めになられましたか?
もしかして当たっちゃったりしまいたか?
宝くじ、私は買いませんでした。だって当たらないもの。
買わなきゃ当たらない宝くじですが
買っても当たらないのが宝くじです。

「宝くじなんて買っても当たらない」
29年生きてきて、ずっとそう思っていた訳でもないのですが
「やっぱり当たらないなぁ」と実感してからは
もう2度と買うもんか! と思っています。

あれは昨年の夏……
弟が酷い事故に遭遇して、父の初盆を迎えたあの日。
そうとう真剣な思いを込めて買ったのですよ。宝くじ。

そして私は心の底から祈りましたとも。
父の仏壇に手を合わせたのは、その時が初めてだったかも知れません。

お父さん。お願いだから宝くじ当ててください。
1等とは言わないけど100万でいいから当ててください。
当ててくれたら借金残して迷惑掛けまくって死んだこともチャラにします。
お盆には毎年、文句を言わずにキュウリとなすびで「牛」と「馬」を作ります。
↑私の家の宗派ではお盆の飾りに「牛」と「馬」を作ります。
お父さん。あんたの実の息子の一大事です。だから、どうぞ当ててください。

私が生まれて初めて捧げた「熱い」祈りでした。

当然ですが当たりませんでしたよ。宝くじ。
当選発表の日は本気でがっかりしたものです。
そして本気でがっかりする私を見て乙女な母は言いました。

もしかして本気で当たると思ってた?

思ってましたよ。本気で。私はいつだって本気です。
だからこそ確信したのです。宝くじは当たらないって。

最近、なにかと言うとTVに宜母愛子が出てきて
「亡くなった方による霊触が……」なんて言ってるようですが
私はそんなの信じません。
死んだ人は生きてる人に悪さなんてしないのです。
ただでさえ大変なことが山盛りの世界で生きてるってぇのに
あの世から足引っ張られたりした日にゃぁ
こっちの世界に引き摺り出してボコボコにしてやる…ってなもんです。

死んじゃった人は何も助けてくれないんです。
宝くじだって当ててくれませんでした。えぇ。

ちなみに我が家では母と愚弟が宝くじを買っていたようですが
当然ながら当たっちゃいませんでした。
私は買いませんが「当たったら分け前ちょうだいね」
なんて虫のいいお願いをしていたので、ちょっぴり残念です。

この日記を読んでくださっている方の中で
「私は宝くじで大金を当てた」って方はいらっしゃいませんか?
↑大金と書くと曖昧なので100万円以上ってことで。
見ず知らずの方に奢ってくれだの、分け前よこせとは申しません。
掲示板が「なに」でしたら、メールなどでこっそりと。

身近に宝くじで大金を当てた方がいらしたら
次回の宝くじは買っちゃうかも知れません。

はぅぅぅっ。
当たらない「宝くじ」に八つ当たりなんてしていないで
お正月がすんだら勤勉に出勤することにします。


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