2010年10月05日(火) |
沖縄旅行の思い出 9/28編 |
【幻の島ツアー】 石垣島も3日目です。 この日は丸一日かけてのシュノーケリングツアーでした。
石垣島の観光本を買ったら、 必ず載っているというぐらい有名なツアーかもしれません。 幻の島ツアー。
何が幻なのかというと、干潮の時にだけ現れるという、 砂浜しかない無人島があるんです。 真っ青な海、白い砂浜だけの島。 とっても幻想的な風景です!
私達は「のんびりコース」を選択したので、 午前中は幻の島、午後はアウターリーフという シュノーケリングポイントの、2箇所に行くツアーになっていました。
石垣島の港から、船で1時間ほど。 この船の上で見た海の色が、 本当に美しいブルーでびっくりしました。
【幻の島】 幻の島に着くと、色んなツアーで来ていた人&船でいっぱいでした。 写真で見たような幻想的な感じではなくでちょっとがっかり。
でも、青い海の中に砂浜しかない島があるその景色は かなり見応えのある感じでした。 ツアーもたくさん来ていましたが、 私達みたいにのんびり3時間いるツアーもあまりないようで、 少しすると次々と帰っていき、 最後の方には貸しきり状態になってました。
シュノーケルやフィンを貸してもらって、 島の周りをシュノーケリング。 あまり魚はいなかったんですが、 島の周り中浅瀬なので、 やどかりや小さな水生生物はたくさん。 貝殻を拾ったり、仰向けにぷかぷか浮いて (もちろんライフジャケットを貸してもらって!) 青い空を眺めながら砂浜に打ち上げられたり。
3時間も時間があっても困ると言っていたのが嘘のように 楽しい時間を過ごせました。 こういうときは人数が多いのがいいですね♪
そしてお昼ご飯とのことでボートに上がりました。 ツイッターで呟いたのでご存知の方も多いでしょうが… お昼ご飯はカレーでした… 実はカレーが非常に苦手なので… 米9:カレー1ぐらいの割合で食べました(笑)
【アウターリーフ1】 午後からは「アウターリーフ」というポイントに移動しました。 正直アウターリーフってのが何なのか、 全く下調べもなく当日始めて聞いた言葉で、 一体どこに連れて行かれるのか、 何をするのかもわからないままでした(笑)
もう皆さん大体私のことはお分かりでしょうが、 実は私は「リゾートではのんびりしたい派」です。 毎日毎日観光に出かけたり、海に潜ったりするより、 のんびり近くの海岸を散歩して夕日を眺めて過ごしたいタイプです。 さすがにそこまで贅沢な過ごし方は出来ませんが、 せめて観光して食事して買い物する、 というインドアな私にも優しい旅が希望でした。
が、実際は2日も連続で海!シュノーケル! シュノーケルは1日でいいよ…ていうか1回でいい、 なんて思っておりました。
だから、前日の白保海岸、今日の幻の島、でもう十分でした…。 着いた時にはさすがに「もういいかも」と言ってしまうぐらいでした。
着きましたよ、とスタッフの方に言われたとき、 ボートの周りの海は暗い感じでした。 つまり、とても深いということです。 すぐ近くに見える島が「竹富島」、 遠くに…とはいえはっきり見える「石垣島」。
竹富島や石垣島の周りは明るい海で浅瀬なのがわかるのに、 今居るところは明らかに深い…これは大丈夫なのか?と思いました。
【アウターリーフ2】 船長からの説明がありました。 このアウターリーフというポイントは、 とても潮の流れが速いそうです。 つまり、たくさんの魚達がいて、 色んな生物が見られるとのことです。
潮の流れが速いので、 ボートから海底までロープが張ってあり、 もし泳ぎ疲れた場合は必ずロープを手繰り寄せ、 船まで戻ってくださいとのこと。 流されたらフィリピンまで行きますよ、と言われました(笑)
この時点で既に体力がほとんどなくなっていた私は、 説明を聞いて恐怖…もう海に入るの止めようかな、と思いました。
友達が次々に海に入っていきます。 そして皆が歓声を上げています。 「すごーい!」「きれいーー!」
…う、うーん、ちょっとだけ入ってみるか… 寒くなったらすぐ上がればいいし… この歓声の中じゃ、入らないって言いにくいし…
意を決して珍しくザブーンと海に入り、 シュノーケルをつけて海を覗きます。
なんじゃこりゃー!!!!! めっちゃきれいやないかーーー!!!
まるで、水族館の見上げるほどの巨大な水槽に、 自分が入ったみたいな感覚。 今までの浅瀬(といっても15mくらいはある)の シュノーケルとは違い、どこまでも続く海の底!
この立体感はびっくりしました!!
沖縄では、ずっと、海の上から中が見えるところしか 泳いだことがなかったので、 海の上から底が全く見えないまま飛び込んで、 シュノーケルをつけて覗いた世界が別世界、 ということに頭が感動しっぱなし。 アドレナリン出まくり。
【アウターリーフ3】 船長が、「アウターリーフの見所を紹介するので、 着いて来れる人は僕の後を着いてきてください〜」 と泳ぎ始めました。
こういうのもほぼ着いて行かず、 のんびりその辺りを漂っていたばかりの私でしたが、
このキレイな海を余すところなく堪能したい!
という思いが湧き上がり、船長に着いて行きました(笑) なんだ、自分意外と泳げるなぁ〜!
船長が、ニモがいるポイントや、細長い魚、 大きな巨大なナマコなどを紹介してくれ、 私もニモが見れたし、でっかいナマコも触りました。
あと数時間はご自由にどうぞ、 とのことだったのでかなり一生懸命船の周りを泳ぎ、 この世界を堪能しました。
立ち泳ぎしようとフィンが珊瑚に当たることもないほど、 珊瑚が深いところにあります。 海底の砂はあまり見えず、珊瑚で覆われています。 時々見える砂の底には、何か生物がいるっぽい。
泳ぎの達者な友人数名は、ライフジャケットも外し、 素潜りで深く潜って魚を見たり、 大きな貝殻を拾ってくれたりしました。
私も、初めて!(←強調)ダイビングしたい… って思いました。 この海に潜って、上からぷかぷか眺めるだけじゃない、 もう一段階上の景色を見たい!と強く思いました。
いつかチャレンジしてもいいかも、 と思わせるほどの景色だったんです。
結局、寒さで手が痺れ始め、小指から感覚がなくなっていき、 それでも頑張って泳いでたんですが、 さすがに親指まで感覚がなくなったところで、 泳ぐのをやめて船に上がりました。
体温が戻るまでかなりの時間を要しましたが、 船の日向の部分に座り込んで、暖を取りました。
そして…この日忌まわしき事件が起こりました… なんと、日焼け止めの塗り漏れがあり、 塗った指の形にくっきり日焼けしてしまったのです(笑) 手の甲も、何回も拭いたから日焼け止めが落ちて、 真っ赤に焼けてしまいました。
【海人食堂 海鮮館】 夕方、ホテルに戻り、シャワーを浴びると、 2泊3日で帰る組を空港まで送迎しました。 寂しいけど2人を見送って、残り5人。
少し時間があったので、夕日を見に行きました。 初日に行こうと思ったけどいけなかった、観音崎です。 雑誌で大きく絶景ポイントとして掲載されていたので、 かなりたくさんの人が夕日を見に来ていました。
その後、夕食は、海人食堂海鮮館に行きました。 初日に行こうと思ったのですが、 満席で入れなかったのでリベンジです。 丼ものがたくさんあったので、 私は1cm角ぐらいに切ったマグロやイカが入った 海人丼をチョイス。 単品で頼んだ海ぶどうを上に乗せて、 オリジナル海人丼にして食べました(笑)
海ぶどうが本当に大好きすぎて困る♪
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