2010年11月03日(水) |
1年ぶりのウツライブ♪ |
1年ぶりのウツのソロライブに行ってきました。『Jamping Jack Show』ツアー、略して『jjs』だそうですよ。これって昔のソロアルバムに入ってた曲のタイトルなので、最初は 「なんで?」 と思ったんですがね。ウツいわく 「DANCEよりも跳ねる感じで」 だって。むー、どっちにしても踊れって事だな(笑)
去年はちょうどウツの誕生日に福岡公演で、皆でお祝いしたんだよね〜…なんて思い出してましたが、それより今年は会場が!なんとファーストソロツアー以来実に16年ぶりの熊本公演で、しかも会場がライブハウス!
……にも関わらず、ファンクラブ優先予約のチケットを取り損ねました(泣)ていうか、なんかもう毎年毎年学習しないな〜と我ながら思うんですが、年度末にファンクラブの更新手続きをしそびれまして。バタバタと更新したのはもう夏で、その頃には9月から始まるこのツアーの優先予約はもう締め切られてたのです(号泣)
とりあえず一般発売でチケットは買えたので一安心。でも今までの経験上、ライブハウスだとファンクラブ優先チケットの人が先に入場で、一般発売のチケットはその後の入場になるんだよね。こりゃ前の方では見れないな。
そう覚悟して会場に向かったんですが、ここで嬉しい誤算が。
予想通りファンクラブチケットの人から入場で、一般発売のチケットはその後から。ライブハウスに入って、まずは荷物をコインロッカーに…あ、あったあった。あれ?でもなんかロッカーが結構空いてるな。皆荷物入れてないのか?ライブハウスでスタンディングなら荷物はロッカーに入れるのが定番なんだが…と不思議に思って会場内をちらっと見てみると。
………椅子!?
全自由席でオールスタンディングのはずのライブハウス内に椅子が!!
……………つまり、スタンディングではなく単なる自由席!
そうか、椅子があるならロッカーに入れる必要はないか。ていうか自由席なら早いもん勝ちじゃん!!と急いで中に入りました。すでに前の方は埋まってたんですが、やはり2人3人連れで来てる人が一緒に座るせいか、ちらほらと1席だけぽつんと空いてる所が。こういう時1人は身軽だね。見やすいように客席に2か所ほど段差が設けられてるんですが、その段差上がって最前列に席を確保できました。ちびっ子なので、こういう段差がありがたい(笑)
今回の会場は『DRUM Be-9』というライブハウスだったんですが、ここ実はちょっと前に移転したんですよ。1つのビル内に大・中・小と3つの会場があって、今日はその中で一番大きいハコではあったんですが、それでもやはりライブハウス。椅子を並べちゃったら結果的にはキャパが減るだろう…?と思ってたんですが、ん〜多分200〜300ぐらいだったんじゃないかな?正直、メディアへの露出が極端に減ってる今のウツでは、福岡ならまだしも熊本で市民会館クラスのホール(キャパ2000前後)は埋まらないと思うんだよね。あんま言いたくないけど(苦笑)
そう考えると、熊本・鹿児島で敢えて小さめのライブハウスを選んだのは正解だったんだろうなぁ。結果として、ステージと客席が(実際の距離だけでなく気持ち的にも)すごく近いライブで大盛り上がりでした。
セットリストはうろ覚えなんですが、何人かの方のブログなど見せて頂いて確認できたのがこんな感じ。
1.Energy Source 2.Jumping Jack Show 3.RUNNING to HORIZON 4.Butterfly 5.if you wish... 6.NONFICTION 7.regrets 8.changing the times 9.12個のkeynote 10.COLOR of HEART 11.THIRD EYES “2010”(WILL) 12.WANDER 13.GAMBLE★JUNGLE 14.KiSS Will Kill me 15.Taste sweet 16.WAKE UP 17.Love chase〜夢を越えて〜
アンコール
18.Dance w/z Me 19.Innocent Blue
………多分これで合ってる。
かなり久しぶりに聞いた曲とかも多くて、イントロで 「あ〜なんだっけ、これ」 ってなった曲もいくつか。でもウツが歌い出したら、タイトルは出て来なくても一緒に歌えちゃうからあら不思議(笑)ぶっちゃけ『regrets』とか、帰ってからネットでセットリスト調べるまでタイトル思い出せませんでした。『if you wish…』なんてライブで聞いたの何年振りだろう。
それに対して『butterfly』は、ファーストソロアルバムの曲なので16年ぐらい前の曲だし、ライブでやってくれるのもかなり久しぶりのはずなのに、サビではちゃんと振り付けを覚えてる人も多数。当時のサポートメンバーにコーラス兼パフォーマーとして美女2人がいて、その2人が踊ってた振り付けなんですよ。その後もライブでは定番化してたんだけど、16年経っても覚えてるんだよね、私も含めて(苦笑)
最初のMCで挨拶した時に、熊本城の1口城主になった件をまた話してくれました。よっぽど気に入ってるんだなぁ。去年からずっと福岡でもその事自慢してます(笑) 「今日こそ遠慮なく『殿』って呼んでいいよ!」 と嬉しそう。客席からここぞとばかりに 「殿〜!」 と言われまくって、最初はご満悦な感じだったのに何度も言われてるうちに 「…なんか志村けんさんみたい…」 と自分でおかしくなっちゃったようで、笑いまくってました。
2曲ほどやって、トークコーナーではまずメンバー紹介。ドラムの山田わたるさんとDJ KOOさんは元々知ってるんでまぁおいといて、ギターとキーボードの2人が……『背が高くて痩せ形でうつむくと顔が隠れるぐらいのロン毛』ってとこが2人して私の好みにストライクで(笑)ずっと気になってたんだよね。ファンクラブの会報でツアーメンバー見てたはずなのに、見たのがもう2〜3ヶ月前だからちゃんと覚えてなくて。
ギターは木村健さん。どっかで見た名前だな〜多分前にもウツと仕事した事ある人だよな〜…と思ってて帰ってから確認したら、やっぱりウツに楽曲提供してました。今日の1曲目の『energy source』を作った人でしたよ。なんかいちいち動きが面白くて、ウツが好きそうなキャラ(笑)
キーボードはnishi-kenさん。どこ見てもnishi-kenと表記されてるので本当に『西 健』とかいう名前なのかしらと思いましたが、wikiによると本名は西田憲太郎さんだそうで。この人がまた………いやーもう、正直どうしようかと思うほど好みにどストライク!!(笑)上述の『背が高くて痩せ形でうつむくと顔が隠れるぐらいのロン毛』という点に加えて、単純に顔も好みだし、キーボード演奏中のリズムの取り方とか客席の煽り方とかがなんかすっごい好きなタイプ。
そして、ライブ全体を通してなんかやたら伝わってきた親近感。一言で言うなら 「…この人、絶対TM好きだ」 という確信に近い皮膚感覚。案の定、帰ってから改めて会報読み返してみたら、もともとTMファンなんだって。それがきっかけで音楽の道に進み、共通の知人を介してウツに紹介してもらって、そこから今回の仕事につながったらしい。やっぱりそうか!あの妙な親近感は、同じFANKSだからなんだな!(爆)
……なんて事が判ったのは帰宅してからで、ライブ中は全然知らなかったんですけどね。ちゃんと会報届いた時に読んでるはずなのに、忘れてましたわ。
メンバー紹介が済んだら、ツイッターでお客さんからの質問を集めて答える『つぶやきアンケート』略して『つぶアン』なるコーナー。ここで椅子が3脚用意されて、ウツとKOOさんとわたるさんが座りました。ウツが 「じゃぁ座りましょうか。年の功で…」 と言ったんで思わず吹きました。確かに、後の2人は多分1回り以上若いよね(苦笑)nishi-kenさんに至ってはウツの2回りぐらい年下だし。ていうかそこで『年の功で』は日本語の使い方まちがってないか? 「あ、皆さんもどうぞ」 と言われて、客席もひとまず着席。
i padが出て来たんですが、まだ扱いにあまり慣れてないらしく、ウツが 「あれ?なんか違う画面が出てきた」 とおたおた。わたるさんに 「本っ当に(操作を)覚えないよね」 と苦笑されて 「だってこれ僕のじゃないから!自分のだったらもっとたくさん触るから覚えるんだろうけどさ〜」 と言い訳するウツがかわいい(笑)
最初の質問はnishi-kenさんに。ウツが 「先輩親父…」 と言ったのでそういうHNの人からの質問なのかと思ったら 「…達と一緒にツアーを回ってきて」 と続いたので、客席大爆笑。先輩親父ってウツ達のことですか!質問の内容は 「こういう親父になりたい、またはこういう親父にはなりたくないと思ったエピソードを教えてください」 というもの。nishi-kenさんは先輩親父達に気を遣ったのか(笑) 「なりたくないってとこはないですね〜」 と良い子のお返事。 「こうなりたいって思うとこばっかりです。あ、でもモノマネをふられ続ける人にはなりたくないです」 この答えでメンバーも客席も爆笑。
どうやら、ギターの健さんがいつもこのコーナーでモノマネをやらされてるらしいのです。ちなみに今日はまずさだまさしさん。……似てると言えば似てるけど、なんか怖い(笑)続いて北島三郎さん。………さださんの応用?(爆)そしてここで健さん 「実はうちのメンバーで、もっとさぶちゃんがうまい人がいるんですよ」 と、なんとウツに無茶ぶり!えぇっ!?という顔をしながらも、i padで顔を隠しながら 「…へいへいほ〜」 とやってくれたウツに萌え(笑)
メンバーが大ウケしたという『ジュラシックパークのちっちゃい恐竜のマネ』をしてくれました。手を恐竜の顔に見立てて 「俺の顔見ちゃダメよ?こっち(手)を顔だと思って見てよ?」 と念を押しながら披露。……私は個人的にすっごいおもしろかったんですが、KOOさんに 「あんまりおもしろくならなかったね。僕ら腹抱えて笑ったんだけど」 と慰められてました(^^; いや、私はすごい笑ったけど。
続いてはウツに 「熊本城主の次はどんなポストを狙ってますか?」 という質問。 「城主はもういいかな〜。城はとりあえず置いといて、次は何かの名付け親になりたいね」 ……うちの第二子、名付けてくれませんか?と言いそうになりました。まだ妊娠もしてませんが(苦笑)実は新幹線の名前とか応募してたらしいです。結局何に決まったんだっけ?はやぶさ?と話は続いて 「はやぶさなんて、とっくに思いついてたもん。でもそれじゃありきたりでしょ?もっと他にないようなのが目立っていいと思うんだけどさ〜」 と僻むウツ(笑)わたるさんが 「その“目立つの”ってどんなのを応募したの?」 と突っ込んでましたが、それはスルー。言いたくなかったようです(苦笑) 「次はねぇ、今度上野(動物園)にパンダが来るんだよね。あれの名付けを狙ってるよ」 だって。
次は 「駅でDJ KOOさんを見かけました。そこでわたるさんに質問です!」 なぜそこでわたるさん!?(笑) 「わたるさんはどの辺りに出没しますか?熊本でも東京でもいいです」 という質問。熊本城にはちょっと行った事あるよ、と話して 「でも店とか良く知らないから、アーケードとかうろうろしてるかな〜」 うんうん、そうなるだろうね。ところがそれに続けて 「東京だったら、会社とか家が目黒とか世田谷にあるから…」 と言っちゃったもんで、ウツが 「それ言っちゃっていいの!?」 と大慌て。確かに、事務所はともかく家の場所は言っちゃまずいんでないかい? 「住所までいくかと思っちゃった」 と目を丸くしてるウツがまたかわいいったら。
そのコーナーはそれで終わりだったかな。健さんのキャラが際立ったコーナーでした(笑)
DJ KOOさんとわたるさんが組んでやってる『WILL』というユニットがあるんですが、その曲もやってくれました。テクノポップ…なのかな?割と激しめの、でもKOOさんのスクラッチとかもいい感じに効いてて、ノリノリで楽しめる感じでした。その途中で、LP盤を宙に投げてかっこよくキャッチしようとしたんだろうけど…KOOさんが投げたLPがステージ上のライトに引っかかっちゃうというアクシデント発生!狙ったかのように上手い事乗っちゃいました。結局終わるまでそのまま(笑)
WILLにウツがゲストボーカルとして参加した『WANDER』も披露。これ、ネットでは先行配信されてるんですが、私は配信のみの曲ってほとんど買わないので今回が初聞(初見、の聞くバージョン…こんな言葉ないか?)。ボーカルも音の1つとしてアレンジに使ったって感じの、ちょっと不思議な曲でした。普段のウツとは違うテイストで、それはそれでやはりカッコいい♪
本編ラストとアンコール1曲目だった『Love Chase』と『Dance w/z Me』はnishi-kenさんの作品。今度発売のシングルとそのカップリング曲です。なんかアニメ映画の主題歌なんだって。アニメの主題歌ってのもあるし、もともとTM好きだって人が作った事もあってか、ファンにとってはすごく馴染みやすい、聞きやすい曲でした。ウツのカッコよさを引き出す定番なイメージの曲でしたよ。ツアー会場でのみ先行発売との事だったので、もちろん購入。
いやもうとにかくnishi-kenさんが楽しそうで。なんでも、ライブ映像をちょっと見ただけで何年のなんていうツアーなのかバシッと当てられるぐらいTMマニアなんだそうです。私も衣裳とかで大体は当てられると思うんだけど、何年のってとこまでぴったり当てる自信はないんだよな〜。何年ごろ、って感じになっちゃうと思うのよ。そんだけTMが好きで、それが高じて音楽の世界に進んで、それで思いがけずウツに会える事になって、会えた記念にって曲を作ってウツにも聞いてもらえて、そしたらそのタイミングでたまたまウツにアニメ映画の主題歌のお仕事が来て、そこでウツが 「nishi-kenくんの曲がいい感じだから、この仕事を一緒にやってみようか」 みたいな感じで仕事の話になって、その流れでツアーまで一緒に回れる事になって……ファンにしてみたらもう夢のような展開ですよ。そりゃもう楽しくないはずがないでしょ。その『楽しくて嬉しくて仕方ない』って感じが、もうライブ中ずっと伝わってくるんです。しかもルックス的にも好み。
………これはやばい。久々にツボにはまるミュージシャンを見つけちゃったかも。ライブ中も、ウツが一番なのはもう当然なんだけど、時々ウツと同じぐらい目を引かれましたもん。でもなー、彼は楽曲提供やサポートミュージシャンとしての仕事が主で、自分でバンドとかはしてないみたいなんだよね。今後もウツと仕事してくれないかしら。
ラストの『innocent blue』では、最後は皆で大合唱して締め。これまたソロの初期の曲なんだけど、今聞いても全然古い感じしません…カッコいいなぁ。
最後に皆でツアーグッズのリストバンドを客席に投げてくれたんですが、nishi-kenさんが投げたリストバンドがお客さんの頭上を越えて2階へ…ん?ここ2階席なんてあったっけ?と一瞬思ったんですが当然あるわけなく(笑)どうやらKOOさんに続いて今回も天井のライトに引っかかったようです。どうやらここは今回のツアーで一番小さいハコらしいので、2人とも距離感がうまくつかめなかったのかな(苦笑)『やってもうたー!』みたいな顔してたnishi-kenさんがかわいかったです(笑)
ウツが投げたリストバンドは、私の上を通過して後ろへ。なんと2列後ろの人がキャッチしてました。なんてうらやましい!終演後、会場の外で見かけたので声をかけて、ちょっとだけ触らせてもらいました。ついでに写メも撮らせてもらいました(笑)そうこうしてる間にどんどん人が集まって来ちゃって、気付いたらその人はすごい数の人に囲まれちゃってました…すみません(--;
帰りの車ではもちろん『love chase』を聞きながら。モスに寄って1人ご飯しながらパンフレットを熟読。家に帰ったらゆっくり読めないからさ。心行くまでライブの余韻に浸って、10時半頃帰宅したら次郎君とユウはもう寝てました。
実は今日のライブ、私はチケットを当然取ってたんだけど 「そんなに早々と言わなくていいよね」 と思ってすぐには言ってなかったんですね。そしたら次郎君は移動中の車内でラジオで聞いたらしく、わざわざ 「宇都宮隆が熊本にライブ来るってよ?」 と電話してくれました(笑)まぁそこで 「あ、もうチケット取ってます」 と了解を得たわけですが、本当に協力的な旦那でありがたいっすよ…。ていうか、正直、こんなに楽しくてnishi-kenさんが好みなんだったら、土曜日の福岡公演も行きたくなっちゃいました。でもさすがにそれは言えないな〜(^^;
昔(独身の頃ね)は熊本・福岡両方で公演だったら迷わず両方チケット取ってたんだよね。ここ最近は熊本でのライブが少なかったし、やっぱりどっちかの実家か次郎君に世話をかけるので 「せっかく熊本来てくれるんだから熊本だけにしとこう」 って思ったんだよね…。まぁ仕方ないか。
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