2010年02月21日(日) |
お弁当を持って行くという手もあったな。 |
今日は久々に家族3人でお出かけしてきました。目的地は、県北にある『石の風車がある公園』です。
そこへ行くには 1)国道などの大きな道を行く(車も信号も多いが、わかりやすい) 2)ひたすら裏道を行く(車も信号も少ないが、山道を行くのでちょっと遠回り、そして私にはわからない道) の2択です。基本的に渋滞が嫌いな次郎君は、迷わず2を選びました。
かなりぐにゃぐにゃの山道で、もともと車酔いしやすい私にはかなり危険。できるだけ次郎君としゃべって気を紛らわしながら行ってたのですが……私より先に、ユウが酔いました(--;
途中からやたら後ろであくびをし出したのは気づいてたんですよ。でもちょうどお昼前で、到着まで1時間ほどかかるから 「こりゃ寝るかもね〜」 なんて話してたので、あーやっぱり眠くなったのかなーと思っていたら…なんか、ちょっとえずくような妙な咳をし始めて。ん?これはやばくないか?と途中で車を止めてもらって、ちょっと車を降りて外の空気を吸わせたりもしたのですが、やはり山道が辛かったようです。
咳き込むような声がして、振り向いたその瞬間に吐かれました……わ〜!!大変!!!
大急ぎで広くなってる路肩に止まってもらい、タオルで拭いて着替えさせる。お洋服汚しちゃった…とユウがちょっとしょんぼりしてるので 「大丈夫だよ、お着替えあるからね。お洋服は帰ってから洗うから大丈夫だよ。気持ち悪かったね」 と言うと、ちょっと目をうるうるさせて頷きました。
……あ、そうか。これって多分ユウにとっては初めての車酔いだ。去年四国に行った時とかに長距離の移動は経験してるけど、こんなに延々と山道を走るのは初めてのはず。あ〜、それは初めて経験する気持ち悪さで不安だったろうな。
とりあえず着替えて、もうちょっと先のコンビニに車を止めて一息。私がユウの手をつないでちょっと歩いたりして気分転換してる間に、次郎君がお店で飴を買ってくれました。その飴が、昔懐かしの缶入りドロップ(『蛍の墓』のアレです)だったので思わず大ウケ。今でも売ってあるんだ!
初めて見るユウにとっては逆に新鮮だったようで、振るとがらがら鳴るのを面白がってちょっとご機嫌も回復。 「公園に行くから、もうちょっと頑張ってね」 と言いつつ、どうにか目的地に到着しました。
…と言いつつ、着いたのは最初に書いてた公園ではなく、道の駅(笑)まずはここにあるレストランでお昼ご飯を食べようと言ってたのです。ここは地元産の食材を使った家庭料理のバイキングレストランが人気で、まだ私が育児休暇中にうちの両親と一緒に来た事があります。その頃は、確かユウはまだ離乳食であんまり食べるものなかったんだけど、今ならあれもこれも食べられるぞ。
でもその前に、敷地内にある公園にGO。車内から見えたその公園にユウが大興奮しちゃって、ご飯の前にそこに行かないと気が済まなくなっちゃったの(苦笑)まぁお腹は空いてるけど、ユウはさっき吐いちゃったばっかりでまだ食欲がわかないんだろうな。ちょっと遊んでから行けば、昼食時のピークも過ぎてて却ってちょうどいいかもね…ってわけで。
知らない子と一緒に遊ぶのはさすがに無理なんだけど、パパを連れまわして一通りの遊具で遊んで大満足した様子。ユウはまだまだ遊びたそうなんだけど、いい加減私達の空腹具合が辛くなってきました。ご飯食べようよと言っても 「イヤ、まだ遊ぶ!」 と拒否されたのですが 「唐揚げとかあるよ」 と言うと 「…唐揚げ?……食べる!」 と釣れたので(笑)ようやく建物の中へ。
そしたら。
……なんか、レストランの入り口で待ってる人が結構多くない?え?でももう13時半だよ?もうピークは過ぎる頃では?不安になりつつ入り口の『お待ちのお客様はこちらへお名前をどうぞ』の所を覗き込むと……ウソ!?今から1時間待ち!?
人気ぶりを甘く見てたようです。1時間も待ったら14時半じゃないか。無理無理無理。すでに唐揚げを食べる気満々になってるユウに、今から1時間待てとか無理!(苦笑)
すぐそばのファミマでお弁当買って表の芝生の所で食べる?(←そういう人もたくさんいた)という案も出ましたが、若いカップルならともかく家族連れがそれをやるのはちょっと…と2人とも気が進まなかったので、ユウをなだめてとりあえず移動。県外に旅行に来てるわけでもないんだし、土地のおいしいもの!とか拘らなくていいよね(^^; ってわけで、すぐ近くのファミレスに落ち着きました(笑)
ユウはお子様カレーセットを注文し、単品で唐揚げもオーダー。私と次郎君もそれぞれ決まった所で、次郎君が言いました。 「俺、飲んでもいい?」 ………いや、私が運転すればいいんだけどさ…何も休日の昼にまで飲まなくても。それに次の目的地までの詳しい道は私じゃわからないのよ。いや、それも隣から次郎君がナビしてくれればいい事ではあるんだけど…と一瞬考えましたが、私がダメと言わなかったのでOKだと判断したようです。店員さんにしれっと生ビール注文しやがりました。まぁいいけどさ〜。(しかしこれ、飲む人に言わせると休日の昼間から飲むビールはめちゃめちゃ旨いらしいです…ま、いいか)
あ、て事はさっきの唐揚げはおつまみでもあるのか!(苦笑)
大好きなカレーと唐揚げですっかり回復したユウは、目的地の公園に着いてからも大はしゃぎ。石でできた巨大な風車を見て 「大きいねー!」 と喜び、斜面を利用して作られた長〜い滑り台を数え切れないほど繰り返し滑って楽しそうでした。いちいち着いて上り下りするのは大変なので、滑り台の上に次郎君、下に私と別れて様子見てました(^^; しばらくしてさすがに疲れてきたようなので、公園内の売店でシャボン玉を買ってあげて遊びました。これまた大喜び。
ある程度遊んだところでまた移動。この辺りは温泉どころでもあるんだよね。せっかくなので、家族風呂にでも入って帰る?と来る途中で話してたのです。近くにあったホームセンターでタオルを買い(温泉でも売ってあるだろうとは思ったんだけど割高そうだし、どうせ家で使うんだから増えてもいいか、って事で)次郎君が前から気になってて行ってみたかったという温泉へ。
言われるままに車を走らせ、着いたのは家族風呂のみが並ぶ温泉施設でした。……あれ?ここ、前に友達と来た事あるわ、私。逆方向から来たから気づかなかった。
しかしここで1つ問題が。
……移動の間にユウが寝ちゃった(^^; でもここもすごく混んでて、受付してみたら1時間ちょっと待たなきゃいけなかったので 「順番きたら起こせばいいか」 と受付。寝てすぐに起こすと寝たりなくて目茶苦茶ぐずるんで、待ち時間があるのは逆にちょうどいいかもね。
そして順番になったのでユウを起こしたのですが、やはりまだ寝たりなかったようで、リアシートの床に寝転がってギャン泣き(苦笑) 「じゃぁお風呂には入らなくていいから一緒に行こうよ。お父さんもお母さんも行くから、ユウ1人でお留守番になっちゃうよ?寂しいよ?」 とどうにかこうにかなだめてお風呂に向かいました。
個室に入ると、6畳ぐらいの畳敷きの脱衣所があって、屋根のある内湯と洗い場、その向こうに露天風呂。わ〜い♪とさっそく入りましたが、ユウはまだ脱衣所でわんわん泣き続けてます(笑)結局、しばらくほっといて、ちょっと落ち着いてきたかな〜ってタイミングで 「ジュース飲む?」 と声をかけると頷いたので、さらに 「グミも食べる?」 とバッグから出して見せるとようやく涙が止まりました。グミ、さっきタオルを買ったお店でユウがどうしても欲しいと言い張って仕方なく買ってあげたんですが(だってパパの後ろに隠れてこっそり持ってきて、私がタオルをレジに出した時にそっと一緒に置くんだもん!)こうなると買っておいて良かった…。
グミを2つ食べたところで 「一緒に大きいお風呂入る?」 と聞くとようやく 「うん」 と言ってくれたので、よし!気が変わらないうちに!と脱がせて露天風呂へ(笑)いざ入ったら楽しかったようで、さっき公園で買ったシャボン玉をまた出してきてやっと機嫌がなおりました。あーよかった。
まだ寝たりなかったみたいだし、お風呂でまったりしたから帰りに寝るかな?と思ったのですが、予想に反して家に着くまで起きてました。帰ってから軽く夕飯にして、最終的には楽しい1日になったようです。今度あそこの道の駅に行く時は、まずレストランの待ち時間を確認して順番待ちの名前を書いてから外で遊ぶ事にしましょう(^^;
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