金色の夢を、ずっと見てる

2009年12月11日(金) 来年は買出しから手伝うか?

夕方、ちょっと会社で居残りしてお雑煮作り。

なぜかというと、明日、会社で餅つきをするんです。で、その時にお雑煮とぜんざいと赤飯も一緒に振舞うのですよ。大鍋3つ分もの大量のお雑煮。うちの会社は一人暮らし経験者が多いので料理できる男子も多少はいるのですが、味付けとかはやはりなんとなく女子がやった方が安心…と思うようで、毎年お手伝いしてます。


午後からは若手が材料を買い出しに行ってて、終業後に調理スタート。




うん、まず、なんで6本入りの人参が3袋もあるのかな?

いくら全体量が多いからって、どう見ても明らかに多すぎる。聞いてみたら
「いや、去年の買い物リストを見ながら、それと同じ量買ってきたはずなんですけど…」
…………『3袋』って書いてあったわけね。多分、去年の人参は1袋に5本も6本も入ってなかったんだと思うよ。1袋だけ使う事にして、残りは自炊男子がお持ち帰り。


で、なんで立派な大根も4本もあるのかな?(苦笑)3本は使って、1本は
「明日すりおろしてお餅と一緒に食べよう」
という事になりました。


しいたけ…今すぐ使うんだから干ししいたけじゃなくて生の方が使いやすかったような気もするが……まぁ煮ればいいか。てかなぜ中国産を買ってくる!?


鶏肉。これは汁物用っぽい小さく切ってある奴。割高なのに…と思うが、さすがに男子にそこまでの感覚を要求するのは酷かな(苦笑)


水洗いしてあるゴボウ。うん、これもちょっと量が多い気がするが、いい旨みが出るものなので全部使っちゃえ。



ゴボウはささがきに。干ししいたけは石突だけ手でパキッと取っちゃって、そのまま鍋にポイポイ放り込む。人参と大根はいちょう切り。去年あったはずのピーラーが見当たらなくて結局買いに行ってもらったりもしつつ(これだけの量の人参と大根があるのにピーラーがないのはちょっと厳しかろう?)それなりに順調に進みました。



それにしても、こういう時って本当に性格出るよね。

このイベントって若手が主催するので、基本的に準備も全部彼らがやるんですよ。私もこの調理だけ手伝う程度。この『若手』の中でも、率先してマメに動く人とそうじゃない人ってのが結構くっきり見えるの。普段から仕事でもよく働く子は、寒い屋外で水をじゃんじゃん出しながらレンタルの蒸し器を洗う、という辛い作業も嫌がらずに引き受けてちゃんとやる。

逆に、普段から『な〜んかあいつイマイチやる気を感じられないよね』という子は、やはりこういう状況でも動かないの。私がゴボウをささがきにしてる時に、ぼ〜っと前に立って見てる。
「……見てるだけかい?」
と私が言ったら
「何やったらいいかわかんないですもん」
って、いやいやいやちょっと待てよ。何その『指示してくれないのが悪い』みたいな言い方。君、一人暮らしだよね?
「自炊しないの?」
と聞いたら
「しないですね〜。ご飯だけ炊いて、おかずは毎日買ってます」
「不経済だね」
「や、でもご飯は炊いてますよ。ご飯も毎日買ってたら生活できないです」
そこ、威張るとこ?

そう話してる間も何をするでもなく突っ立ってるだけで、挙句の果てには
「さっさと結婚してぇな〜」
……イラッときたので
「今時、そんな家事能力のない男と結婚したがる物好きいないって」
と言ってしまいました。こんな男に彼女がいるって事にもムカつくわ(苦笑)結局
「あのさ、何もしないんだったらただ見てられるのも邪魔だから、外行って手伝ってきなよ。あっちなら出来る事もあると思うから」
と追い出しました。出来ないなら出来ないなりに、手伝おうとする姿勢ぐらい見せろってんだ。実行委員じゃないのに手伝ってる先輩(私の事ね)を前にして、今年入社したばっかりの新人がただ無駄話してるってどうなのよ?彼より2回り以上も年上の係長が
「明日食うばっかりじゃ申し訳ないからな〜」
と不慣れな手つきで大根を切ってくれたのも見てたはずなのに。



ある程度煮えたとこでしいたけを拾い出して、冷めたら細く刻んで鍋に戻す。いくらなんでも丸ごとはあんまりでしょう(笑)さて、味付けを…と思って
「調味料は?」
とそこにいた男の子に声をかけたら
「え〜と…あ、これです!」
と出してくれました。


みりんと麺つゆと濃口醤油。



………え?濃口?



麺つゆは確かに汁物とか煮物に使うといい味出るんだけど、汁物作るならしょうゆは薄口の方が……いや、ハタチそこそこの男子にそこまで求めるのは酷だ。とりあえず
「買い物リストに、来年は薄口醤油を買えって書いといて」
とは言っておきました(笑)出汁の素とかもあったんだけど、しいたけとゴボウでいい出汁が出てたので使いませんでした。でもやっぱりこの調味料だと若干甘味が出すぎるな〜…と思っていたら、塩も出てきたので投入。うん、どうにかおいしくできたのではなかろうか。

そこら辺にいた男子数人に味見してもらったら全員からOKが出たので、とりあえず完成。後は、明日の朝から春菊とかまぼこを入れて、つきたてのお餅を入れて食べるだけ♪2年ぐらい前だったかな〜。前日の夜から春菊とかまぼこ入れちゃって、当日食べる時にはすっかり煮えて色が悪くなっちゃっててなんの彩りにもならなかった事があったっけ(^^;


せっかくの機会なので帰りにちょっと本屋に寄らせてもらって(こら)、帰宅したのは10時ちょっと前。義両親が夕飯持って来てくれると聞いてたので心配はしてなかったんですが、予想通り、ユウはじいちゃんに遊んでもらってご機嫌で待ってました。中学生の甥っ子(旦那の妹の子供)が修学旅行のお土産に買ってきてくれたという生八橋がおいしかったです。オーソドックスなやつだけじゃなくて、栗入りとか黒ゴマ入りとかいろいろあるんだな。


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咲良 [MAIL]

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