2009年09月23日(水) |
島原家族旅行記(2) |
島原の朝。携帯のアラームで起きたのは6時頃でした。6時10分ぐらいに日が昇るそうで、露天から朝日が見えますよと聞いてたのでその時間に行きたかったんです。
ところが。
起きたらもう次郎君とうちの両親がいませんでした。え、もうお風呂に行っちゃったの?でもユウまだ寝てるしな…義両親はまだいるから、任せて行って大丈夫かな?そう思ってトイレに行ったり顔を洗ったりコンタクトをつけたりしてたら、その間に義両親も起床。 「咲良ちゃん、おはよう。あ、ユウちゃんまだ寝てるのね。じゃぁその間に朝風呂に行ってこようかな♪」 ……って、えぇぇぇ!?私も行きたかったのに!…と内心オタオタしてる間に、義両親はそろって温泉に行ってしまいました。あぁ、そうこうしてる間に日も昇ってきちゃったよ…(泣)
さすがに寝てるユウだけ置いて行くわけにもいかないので、ユウのほっぺをつついたりして遊んでたら(こら)次郎君が戻ってきました。どうやら、お風呂に行ってたわけではなく、ロビーでコーヒー(つっても缶コーヒーだけど)飲んできたらしい。 「朝から風呂入ると疲れるじゃん」 だって。えー?温泉来たら『着いてすぐ・寝る前・朝』の3回は必須でしょー。時間に余裕があればそこに『夕飯の後』と『朝食の後』も追加するわよ?
まぁ何はともあれ、留守番がいるなら私もお風呂に行こう!いそいそと温泉へ。日が昇る瞬間こそ間に合いませんでしたが、キレイな朝日を見ながら露天でまったりできました。義母とうちの母も先に入ってたんだけど、あれこれおしゃべりしたりしてそれなりに仲良くしてくれてるみたいで本当に嬉しいです。
朝風呂を満喫して部屋へ。ユウ、まだ寝てます。昨日はお昼寝もほとんどしなかったのに10時ぐらいまで起きてたみたいだから、そりゃ起きないよなぁ。とりあえず、朝はご飯派の義両親・うちの父・次郎くんから朝食に行く事にしました。ちなみに朝食は新館1階のレストランでビュッフェスタイル。朝はパン派の私と母でお留守番です。
しばらくして、帰って来たメンバーと交代してレストランへ。それほどメニュー豊富って程ではなかったけど、和洋バランスよくいろいろそろってておいしい朝食でした。食後のコーヒーまでゆっくり飲んで、部屋に戻ったらさすがにユウも起きてました。部屋の冷蔵庫にあったらしいオレンジジュースを飲んで上機嫌です。それぞれ着替えて準備して、9時半ぐらいにチェックアウトしました。料理もおいしかったし温泉も良かった。若干古いといっても気にするほどじゃなかったし、とてもいい旅館だったと思います。お世話になりました(^^)
さて、せっかくだから軽く観光でもするか、というわけでまずは島原城へ。島原城って意外と小さいんですね。熊本城がどーんとでっかくて、敷地も広くてその敷地の中に本丸だのナントカ櫓だのいくつも建物が点在してるので、なんとなくお城ってそういうもんだと思ってました。天守閣の中に入るのは有料だったので行かなかったんですが、そばにあった梅園でなぜかヤギと羊が飼われてて、ユウが 「やぎさんとひつじさーん」 と楽しそうでした。でも怖かったようで触れはしなかったんですけどね(苦笑)
すぐ帰ってもつまんないでしょ?という次郎くんの主張により、帰りは別のルートで。口之津という小さな港からフェリーに乗って、天草の鬼池という港に到着。天草方面から道の駅とかに寄りながら帰る事にしました。
この口之津という港がなんとも不思議…というか、ビックリしましたねぇ。今まで行った事のある『港』って、幹線道路からちょっと離れた所にあって大きな駐車場があって…って所ばっかりなんですが、ここは道端にいきなり港があるの。道沿いに駐車場と事務所があって、その駐車場からいきなり船に乗り込むんですよ。フェリー乗り場というよりは、イメージは完璧にただの漁港(笑)
天草に着いてからは、火力発電所の脇を通って 「わーでっか〜い」 と感動したり、断崖絶壁を降りていくような展望台で写真を撮ったり、道の駅のレストランでおいしい魚を食べたりしてドライブしつつ帰りました。しかし、私は朝から飲んでおいた酔い止めの薬がまずかったのか、1日中眠くてですね…車に乗ってる間はほとんどうとうとしてたような気がします。帰ってからもその眠気は治まらず、夜までゴロゴロ。義母が道の駅で買ったコノシロを刺身にしてお裾分けを持って来てくれたんですが、その時も寝てました。あ〜なんか義母の声がするな〜と思った覚えはあるのですが、それだけ。なんちゅー嫁だ(^^;
ていうか、よく考えたらユウのご飯が大問題。ホテルの夕飯は私達のご馳走からいくつかあげられそうな物もあったのに、全部拒否して卵ご飯で満足してたし、翌朝も寝てたからビュッフェには行けなくて港に向かう途中にコンビニでサンドイッチを買い、道の駅で昼食にした時も本人のリクエストによりうどん。せっかく旅行に行ったのに、ご当地のおいしいもの全然食べてない!(苦笑)
でもまぁ1泊2日ず〜っと楽しそうだったからいいか。両方のじいちゃんばあちゃんと歩き回って温泉入って一緒にご飯食べてお泊りして。本当にずっと楽しそうだった。全員で1部屋に泊まる事になった時にはどうなる事かと思ったけど、終わってみたら結果オーライです。むしろ同じ部屋だったおかげで、終始賑やかですごく楽しかったもん。これなら1〜2年に1回ぐらいの恒例にしてもいいな。
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