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■ ほこり
今週は仕事。
来週も仕事。
２週間会えない。
で、それから、２月と３月はあんまり予定が合わない。
だから、会えない。
会えないのわかっているから、１月はいっぱい一緒にいたかったのに、会えないのは寂しいかもしれない。
かも知れないのは、今はよくわからないから。
会わずにいても平気なら、いっそ別れてしまえと、思う自分もいるけれど。
会えたときには、もうそのまま死んでもいいくらい。
そんな気分になってしまうことも、わかってる。
前ほど、奥さんのことも、子どものことも気にならない。
彼は、彼。
それだけで、わたしの中に存在しているから、彼が何を持っていても、どこにいても、変わらない。
わたしと一緒のときは、わたしは彼が好きで、彼はわたしが好きで。
それだけじゃあ終わらないことも、充分わかってる。
彼との関係のために、犠牲にしているものが、本当はたくさんあるのもわかる。
けど、彼といて得られるものが、わたしが一番ほしいものなのだろう。
自分の気持ちはあいまい。
彼の気持ちほど、自分の気持ちはわからない。
好きなんだけどね。
それは本当なんだけどね。
奥さんなんかいなければとか、子どもがいなければとか、思うこともある。
思うことはあるけれど、それでどうしようとは思わないし、
わたしはもう、彼に関して色々諦めてしまっている。
一生一緒にいられる約束もできなくて、子どもも生めなくて。
彼の周りの、大切な人のことを知ることもない。
そういうことは、もう諦めた。
最初から諦めていたのだけど、なんというか、今は諦めのふんぎりがついてる。
それでも、離れられないのは、わがまま。
わたしが、彼を好きな気持ち。それだけなんだろう。
それだけでこうしているわたしは、軽蔑されるかもしれないし、憎まれるかもしれないし。
むかしのわたしが見たら、罵倒されるだろう。
けど、好きな気持ちだけで行動ができるのは、今しかない。
好きなだけで続けられる期間は短いし、そこまで好きになれるものも少ないだろう。
だから、わたしは今の時間が大切だし、こっそり誇りにも思える。
2003年01月12日(日)
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