+++恋の味+++



 友達

こんな恋愛にうつつをぬかしていると、ハッと気づいた時には、友達がいなくなりそうだ。

もちろん、彼へのこの気持ちはすごく大切で、何にも変えられないもので、彼との関係は、必ずわたしにプラスになるって信じている。今でも充分プラスになっている。
彼が居なければ、結婚についても、恋愛についても、子どもについても、こんなにいろいろ考えなかった。
多分、のほほ〜んとどっかの誰かと結婚して、のほほ〜んと子ども生んで、のほほ〜んと育てていたんだろう。それは、それで良いかも知れないけれど。
彼を知って、彼の家庭を知って、二人のことを考えて、以前よりもずっと「理想像」がはっきりしてきた。
それがすぐに役に立たなくても、たとえ一生結婚しなかったとしても、無駄じゃない。そう思える自信もついた。

けどね、わたしとても人見知りなんだわ。
友達もずいぶんと少ない方だと思う。
ネットで知り合った友達もいるけれど、それはみんな彼と共通の友達。

わたしは、いつか彼とは別れるし、別れても彼とはつながっていたいと思うけれど、彼はそれは無理だって言う。
別れたらもう、顔もみたくないんだってさ。
本当に「恋」にしかなんないんだね、と思うし、嬉しい気もするけど、寂しい。
まぁ、それは仕方ないことだし、どうなるかはわかんないけどね。

で、別れた場合…

どう考えても、ネットで知り合った友達は、彼とつながっているだろう。
筆不精で、出不精で、他人のことにデバガメ根性以外には興味がなくて、人見知りで。
わたしとの友達関係が長く続くのは、ひとえに、みんな相手のおかげなのだ。

そう考えると、ヤバくないか?
友達いなくなるんじゃ?

と思わないこともない。
身近な友達はバンバン結婚して、結婚すると付き合いって減るね。

う〜ん。

久々に、中学時代の友達に会う。
あっちが、こっちを忘れてなかったか…って、フシギだった(笑)
忘れられないように、友好を深めてこよ。

2002年07月11日(木)
初日 最新 目次 MAIL