+++恋の味+++



 一週間の恋人 【4】

前回からの続きです。前回までは、
Indexから過去日記読んでください。




ぎゃぁぁぁぁぁぁっ、



やめてぇぇっ、





ここではマズイから!!!

(心の叫び声)



仮眠室という公共の場(?)で、
わたしをまさぐる彼の手を必死で払いのけ、
とりあえず、場所を変えようと提案した。

これがまた、アレなんですね。
「OKなんじゃん!」
…と、思ったかどうかは知りませんが。

わたしの方はと言えば、
「なんでこうなっちゃったんだ…」
とかなりがっくりしていた。
彼とは、「恋」したかったはずなのに…。

これは、どうも「恋」って感じじゃなくないか??



…そのとき、処女であったなら、
きっとわたしは泣いて断ったでしょう。
そしたら、まだその人とは付き合っていたかもしれない。
けれど、わたしは処女でもなく、
エッチすることに対して大した抵抗もなかった。

あったのは、諦め
それから、「しちゃえば、好きになるかも…」って、
ちょっとの期待。


2002年03月31日(日)
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