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■ ２人がいっしょの時間。++シアワセモノ++ ��
多分、私は遠距離恋愛ってできないと思う。
だって、彼と一緒にいられる時間が一番好き。
彼と一緒にいられる時間が、
一番彼を好きなんだと思う。
一緒にいられる時間が少なくなったら、
その分、一緒にいられる時間に
彼のことを好きだと思うけど、
でも、一緒にいられない時間が長すぎて、
彼を好きだったことを忘れちゃいそう。
私の“会わずにいられる時間”の限度は２週間です。
それを過ぎたら、
ちょっとずつ好きの値が下がっていっちゃうかも。
自分でも、簡単な女だなって思うけど、
一緒にいる時間が長ければ、
それが好きな相手だったら、
一緒にいる時間の長さに比例して好きが大きくなる。
最初の頃はＫさんと会う時間の方が長かった。
だからかな？
Ｋさんの方が好きだった。
でも、その時間が逆転して、
彼と会う時間が長くなって、
気がつけば、彼が一番好きなんだと思うようになった。
彼と会わなくなったら、
きっと、彼を好きな気持ちがゼロになるまで、
長い時間がかかるんだろう。
好きになった何倍の時間をかけて、
好きだった気持ちをゼロにしていくんだろう。
彼を嫌いになんてなりたくない。
彼を嫌いだと想うことなんて、きっとできない。
私にとって、
彼と別れるってことは、
“会う約束のない”遠距離恋愛
なのかもしれない。
その間に、誰か好きな人ができて、
その人への気持ちが大きくなって、
その人を好きだと思って。
それでも、きっと彼のことは好きなんだろう。
長い、長い遠距離恋愛。
今だったら、
おばあちゃんになるまで、
ずっと、彼のことを好きでいたいと思う。
ずっと一生、
彼への“遠距離恋愛”を続けたいと思う。
今はそれくらい好きなんだよ。
言葉で言わなくたって、
身体で感じる全てを信じていてよ。
「好きになってくれてるんだなって思うけど、
でも、言葉ではなかなか言ってくれない」
彼はそう言う。
好きじゃないから、好きって言えないんじゃないよ。
好きでも、好きって言えないんだよ。
私は、言葉の分まで、
身体で好きって言うから、
身体で感じる好きを全部信じていてよ。
一緒に“いく”ときに感じるものを、
全部信じていて。
いっしょになっているときの、
感じるものが、全部、本当のこと。
私は、彼しか見てないし、彼しか感じていない。
彼は、私だけ見ているし、私だけ感じてる。
それが一番、大切なこと。
それが一番、嬉しいこと。
誰になんて言われたって、
２人でいることが100％いいことばかりじゃなくたって、
それを信じていられるから、
彼を好きだって、笑って言える。
それを信じられなくなったら、
彼を好きなことが、苦しいだけになっちゃう。
好きでいることが、哀しいだけになっちゃう。
けど、そうなったら、彼のこともあっさり忘れられるかも。
そんなことも思ったりする。
けどね、ずっと信じていたいよ。
いっしょになってるときの気持ちよさは、
身体だけじゃないよ。
気持ちも一緒だから、身体も感じるんだよ。
同じ気持ちで、好きでいられるから、
身体だけじゃなくて、ココロでも感じる。
それを知ってる私たちは、シアワセモノだね（笑）
2001年11月12日(月)
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