初日 最新 目次 MAIL HOME


風にのって龍が翔ぶ
瑠奈
MAIL
HOME

2003年11月10日(月)
コンパニオンの思い出〜個性的な仲間〜

「やっぱりわたしにはむかないみたいです」 マネージャーに申し出ましたがすでに明日の仕事が入っていて翌日のをキャンセルすると罰金だという えっ!そんなじゃあ今日働いたぶんがパアになってしまうわけ? しかたなく次の日は行きました その日のパーティは会社設立竣工パーティでゲストはテーブル席で食事をするという形式でした ホテルの人が料理を運ぶのを手伝ったり下げたりするのが主で
あまり会話も必要ではありませんでした 衣裳は白黒で主としてあらたまったパーティで着るものでした こんな感じならやっていけるかな、もう少し続けてみることにしました ていうか年末年始の宴会シーズンだったのでもう毎日びっしり入っていてやめたいですとは言えない状況になってきていました たいていは夜の六時七時からでしたがお昼のもあって一日に三件行ったこともありました 景気のいい時代だっだのでよく稼がせていただきました 他のコンパニオンの人たちとも仲良くなりだんだん楽しくなってきました いろいろな子がいました たいていは他に仕事を持っていて、OL、大学生、家庭教師、学校の先生、タカラズカを辞めてきた子なんかもいました 学校の先生はカツラをつけてまで雰囲気を変えてやっているのですから仰天しました 先輩の中にはひじょうにキツ〜イ人もいてよくいじわるをされて泣かされたこともありました でも今思うとあの頃一緒に仕事をした仲間は個性的でみんな自分の意思をしっかり持っていてカッコイイ子たちばかりでした
あのバイトをやりに行かなかったら内気な私が出会えることのない人達でしたね