イージョー☆ライダー日記
INDEXヘタレな過去前途多難な未来


2004年06月24日(木) エストレヤ納車

ああ!
ついに納車の日ですよ!
もう、今日の日記は、すべての文末に「!」をつけたい気分でございますよ!

でも、くどすぎるのでこのへんにしておきます。

納車の前に、ガレージも整えましたし。
前回の日記にも書きましたが、なっちゃん&のっぽ君夫妻が汗水垂らして組み立ててくれた簡易ガレージです。
簡易、とはいえ、省スペースな割になかなかの優れ物。

こんなものなんですが。



あ、写真にあるバイクはワタシのものではありません。念のため。

このガレージに興味のあるかた、詳細はコチラです。


昨日とおとといは、せっかくのこのガレージも

ワタシ「まるでテントみたいだねー」
のっぽ君「オレ、ここで暮らしたい」
なっちゃん「居心地いいねー。じょりぃちゃん、きょんさんとケンカしたときに、居場所ができたね(にっこり皮肉)」

という、何が入るためのものなのかさっぱりわからない状態だったわけですが。
今日、おまえの守るべきものがやってくるのだよ、ガレージちゃん☆と、ガレージにも愛をささやきたくもなるというものでございます。


で、本日の納車の段取り。
昨日のうちに、バイクを買う整備屋さんと相談させていただいていたのですが。

午前中、まずは整備屋さんにうかがって、書類上の手続き&支払い。
そのあと

「ちょっと一緒に走ろうか」
と、店のオヤジが声をかけてくださったので、じょりぃ、よろこんでおつきあいしていただくことに。

教習所では、教習所内のコースしか走りませんからね。
一般道路を走り出すのが、実はすごーーーく不安だったのです。
オヤジは県の「二輪安全運転協会」とかなんとかいうところ(これから書くたびに名称が違うかも)の指導員をしていらっしゃるような方。
心強いです。

さて。

とっとと書類上の手続きを済ませ、さっそくオヤジと慣らし運転です。
店からちょっと走ると山。その山をちょっと走ると小さなダムがあるので「そこまで行ってみようか。まずは交差点が少なそうなところから」と。

わあい。

出発。

が怖いんだこれが。
なにしろ、初めての車道です。
初めての段差を体験して道路へ。

軽い!
教習所のバイクより、全然運転しやすい!
足つきも、平らなところなら両足がべったりつきます。
400ccと250ccの違いもあるでしょうけれど、噂にたがわず、エストレヤって、取り回しがしやすそうで、じょりぃ、安心。

ぶろろろろろろろろろろろろろろろ

って、また音がいいんですよ。
停まってるときも「とっとっとっとっとっとっとっと」てな感じで。
生きてるみたい、エストレヤ。
すでに愛しくてしかたありません。

緊張しながらオヤジについていき、15分〜20分ほど走って、ダムに到着。気持ちいー。

「腕に力が入ってるねー」と、オヤジ。「まだしかたないけどね」と。
ええ、まだしかたないと思います。

いやでも気持ちいいですねえ。
教習所のコース走っているのとは、やはり全然違います。
教習所内で「40km出して」という状態って、まるで猛スピードに感じたのですが、道路ではあっという間に40km出ちゃって、しかも怖くない。

車との違いは、「自分で走ってる感」が強いことでしょうか。
スクーターも乗ってましたが、ギヤ操作があるという点で、自分の脳がバイクに指令を与えている感じが強くなるのでしょうか。
とにかく、脳内麻薬物質がじわじわじわじわ放出されているのがわかります。

で、帰り。

行きよりもいい調子で走っていたのですが


ぷす ぷすぷす ぷす す

なーんて感じが、ワタシのエストレヤちゃんを襲います。
なにこれ?

すごくイヤな感じ。
とりあえず、ウインカー出して、路肩に寄せ、停車。

オヤジが気づいて引き返してきました。

「どうした?」
「なんか、ぷすぷす行って、停まっちゃいそうだったので、その前に自分で寄せてしまいました」


答えは「ガス欠」でした。


「ごめん! こんなに入っていないとは思わなかった!」
「はははは。いいんですよー」
「とりあえず、タンクをリザーブにして・・・」

様子を見守るじょりぃ。
これはアレですよね。
かえってトクをしました。
初めてのガス欠を、ひとりぼっちで心細く体験しないで済んだのですからね。
リザーブの切り替え方も覚えましたし。
ガス欠になるときのぷすぷす感も覚えられました。

気を取り直して、再度出発。


ぶろろろろろろろろろろろろろろろ

きもてぃいい。

ぶろろろろろろろ  ぷす ぷす  ぶろ ぷすぷ


あれ?
あらら?

停車。

オヤジ、Uターン。

これはアレですか? デジャブですか?


どうやら、いよいよガソリンがなくなったらしく。

「実はさっきも、すでにリザーブになってたんだよね・・・」とオヤジ。
「そうなんですか」
「ごめんな。ガソリン、すぐに持ってきてもらうから」
「はあ、すみません」

息子がガソリンを持ってくるあいだ、まずはオヤジにまた謝られまして。
いろいろ覚えられるので、かえってトクしちゃった☆とお伝えしたんですが、ちょっとしょんぼり加減のオヤジ。

まあまあ。

待っている間、ついでにいろいろなことを教えてもらったりして。
オヤジったら、ワタシとこうやってふたりっきりの時間をゆっくり持ちたかったもんだから、わざとガソリン抜いておいたのね☆

なんてことはなくて、ただ単に店の怠慢だったんですが。


まあ、そんなこんなで。

帰りはルートを変えて、交差点の多い道を走ってくれたオヤジ。
ひとつずつ不安が解消されていきます。
ありがたいことですね。


店について、ワタシはそのままいったん家に帰ることに。
午後、息子が納車に来てくれました。

わあい。

なっちゃんと納車の様子を見守りまして。
しばらくエスとを愛でたあと、「じょりぃちゃん、乗りたいんじゃないの?」となっちゃんが気を使ってくれまして。

仕事を返上して、車で10分くらいのところに、ワタシはバイクで、なっちゃんは車で行くことに。
「じょりぃちゃんの走ってるとこが見たいから、あたしも後ろついて走っていくね」と言ってくれたなっちゃんですが、たぶん心配してついてきてくれたのだと思います。
いつもありがとう、なっちゃん。

こうして、ワタシのライダー生活はスタートを切りました。
「ガス欠」という地味なミステイクとともに。
ワタシらしくてなかなか良い感じです。 ぷす ぷすぷす。


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