イージョー☆ライダー日記
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2004年06月15日(火) |
教習11時間目〜コースをぐるぐると〜 |
最後にバイクに乗ってから5日の間があきました。
不安。 ワタシったら、すぐ忘れちゃうんですよ。 覚えは遅いが、忘れるのは早い。 神様、逆にしてください、逆に。
で、一段階のときに覚えさせられたコースの2倍以上になった二段階のコース。 事前に紙を渡されておりましたので、予習好きのじょりぃはしっかり頭にたたき込んでまいりました。 今までやったコースを走るだけでしょ? ちょっと長くなっただけでしょ? と思っていたのに、走り出すとちゃんと混乱します。さすがはじょりぃ。
で、コースのスタート、まずは苦手な一本橋です。困った。
緊張しつつも、ぶいいいんと発進。 発進してすぐに、左足をバーの上に乗せようとしたら。
ジーンズのすそがバーに引っかかって、足が上がりません。 もちろんバランスを崩して、すぐに落下。
足をぶんぶん振りほどきながら、そのままスラロームへ。 もちろんヘッピリ。
コースを走っていても、いつ裾が引っかかるか気が気ではありません。 実際、ギア操作を何度かミスりました。
今日のジーンズ、ワタシ、裾を折って履いていたのですが。 こんなに影響が出るなんて思ってませんでした。
教官のところに戻ってきて(初めて教わる教官)、「なんかヨタヨタしてたなー」と注意されまして。
「もう一本やってきて」と言われたんですが 「スミマセン。その前に裾を直してもいいですか?」と。
「あ、裾が引っかかってたのか。外折りはダメだよー。たまにそれで転倒してる人いるよ」
バイクから降りて、さてどうしよう、と。 降ろしちゃえば長すぎるし。 どうしたらいいのかしら。 み、みっともないけど、靴下の中に入れるしかないのかしら。 (これをなっちゃんに話しましたら「あまりのカッコ悪さに、伝説になれそうだね」と言われました)
「裾、中に折り込んでごらん」と、見かねた教官がアドバイス。
おお! 具合いい!
ひとつ勉強になりました。 やはりなにごとも失敗してみるものですね。
で、この日の教習は、今までの課題を復習しつつ、法規に合った運転を課題のコース内でこなすというものだったのですが。 教官から細かく細かく指導が入ります。
「一段階は、まあ走れりゃいいや、って感じでハンコもらえてたけど、二段階はチェックが細かくなるから、技術を上げながら丁寧な運転をしてね。 これからをぞんざいにやると、検定に響くからね」だそうです。
ウインカーを出すタイミング、消すタイミング、右折左折時のカーブのコース取り、他車への安全配慮など、道路で運転するって、こんなに神経使うものだったっけな、と、日頃の車の運転ぶりを反省しつつ、泡食いながら50分終了。
課題面では、一本橋がネック。 たいてい、教習が終わる頃にはできるようになっているんですが、最初がダメ。 カンが取り戻せないのです。 検定時は何度も練習してから、なんてわけにはいかないでしょうから、すごく不安。 この「すごく不安」な気持ちが足を引っ張っているのもよーくわかっているんですが。 ああ、もっと一本橋ばかり練習したいよう。
しかしアレですね。 他の方のいろんな教習日記にも書いてあったんですが。
どんなにダメでも、どんなに怒られても、バイクの教習って次が楽しみなんですよ。 車の教習のときは、ホントに憂鬱で憂鬱でしかたなかったんですが(やはり同じ様なことをおっしゃってる方多いです)。 バイクは、痛い思いをしても、プライドが傷ついても、「よし、次は!」てな感じで、教習が待ち遠しいんですよね。 すごく不思議。 車の教習の時は、運転席に座ったとたん、プレッシャーや緊張ばかりがワタシを襲ったものでしたが、バイクの教習は、時間が始まってバイクに最初にまたがったときに、バイクに対して「今日もよろしくね」という気持ちになれるんです。 「バイクの調子が悪くないといいな」という願いもあるんですが(たまに調子悪いのに当たったりするもんで)、カラダがむき出しの状態でスピードの出る機械に取り組む、ということで、やはり車にはない「人車一体感」というものがありますよね。
なーんて言ってますが、通い始めた頃は怖くて怖くてしかたなかったんですけどね。 それでも、次の教習に行くのに気分が億劫、ということにはならなかったのが不思議。 「怖い怖い怖い。怖いけど・・・・行ってきまーす!!」と出掛けられたのですよ。 行ってからはビビリまくってましたけど。 また、このビビリがたまらないのかも。 あれほどの恐怖心に立ち向かえる機会って、大人になった今ではなかなかありませんからね。 恐怖心をクリアしていく自分に対して、「よくやったな、自分!」と満足できることも、教習がイヤにならない一因かもしれませんね。
というわけで。 ずっこけながらも二段階始動でございます。
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