イージョー☆ライダー日記
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2004年06月08日(火) |
教習5~6時間目〜交差点やら一本橋やら〜 |
すごーーーく久しぶりの教習。 しかも最後の教習はシミュレータだったし。 バイクに乗るのは1週間ぶりです。
不安。
教習所に行けなかったあいだ、ひたすら車の運転中にイメージトレーニング。 久しぶりにポンピングブレーキを使った模範ドライバーに変身。 なんちゃってクラッチとなんちゃってギヤも入れてみたり。
それにプラス、仕事の合間を見ては「教習所日記」とか「ライディングはこうやる!」みたいなサイトを覗いてみては「ふむふむ。なるほど」と予習&復習。 わからないなりに、けっこう参考になります。 予習をしておくと、精神的安定がいくらかアップしますしね。
というわけで、予習復習ばかりやっていたら、頭でっかちになり、早くバイクに乗りたいよー状態に。 これはワタシとしては良い傾向。 ついつい「イヤだよ怖いよ行きたくないよ」になってしまいがちな弱虫じょりぃですから。 次回の教習に向けて、テンションが上がったのは、こりゃけっこうなことでございました。
さて。そして今日。
「まずは外回り3週してみて」と教官。 この教官は、ワタシ初めてです。 むっすりしてて怖い人かな、と思ったら、無口だけど誠実なやさしい人で、ワタシがもっとも心を許せるタイプ。
ワタシったら、あれだけイメージトレーニングしたというのに、なんだかぎごちないというかへたっぴいというか。 しかし、苦手だったブレーキングが、この教官の指導によりコツがわかってきました。 この教習所は教官の指名もできるのですが、やはりいろんな教官に当たった方が、上達の近道かもしれませんね。 それぞれ教えかたのクセがありますから。 A教官には大切なポイントがB教官だとそれほどでもなかったり、その逆だったり、ということで、いろんな教官に教わることで、土がならされるように、弱点が克服されていく気がします。
ぎごちないながらも、法規運転ぽい格好がついてきたところで、1時間目の後半に「じゃ、一本橋やってみようか」と。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
って、この顔文字ったら笑ってますが、ワタシはビビってます。
どっちかっていうとこう> キタ━━━━(((( ;゚Д゚)))━━━━ッ!!
と、滅多に使わない顔文字がしつこく出てくるほどキター!!なわけですよ。
しかも、しかもですよ?
「一本橋を渡り終わったら、Uターンして戻ってきてね」と来たもんです。
はぁ?
ワタシを誰だと思ってるんですか? とまでは思いませんでしたけど。
この時点で、一本橋よりもUターンの方が怖いじょりぃ。 だって、見た感じ、一本橋落ちたって転ぶ心配はなさそうですけど、Uターンは下手すりゃコケます。 怖いよ怖いよ怖いよ。
一本橋を渡るべく、前を見た後、教官に質問。
「Uターンのコツは?」
質問が的を外しきってます。 ワタシがこれから行うメインは一本橋です。 Uターンの質問してどうするんでしょう。
「さっき、道路回ったときに、もっとキツイカーブ回ってるんだから、大丈夫。 曲がりたい方向にしっかり顔を向けてね」
そうですか。 大丈夫ですか。 ワタシはダメな気がします。<この時点でもう曲がれないわけだ。
半クラにして、GO!
ききいいいいいい。
ビビリのじょりぃは、一本橋の直前でブレーキ。 やだ! ワタシったら! ブレーキうまい!
「渡らないでどうするのー。 ダメだよー」
確かに。
再トライ。
ゆるゆるゆる(発進) どこ(一本橋に乗った) よたよた(正味1秒) どっ(落ちた)
・・・・・ワタシ、渡れるようになるんでしょうか。
そして、Uターン。
失敗。 でも転びませんでしたけど。 いつになっても転びかたが覚えられません。 じょりぃの弱虫!
結局1時間目は、一本橋もUターンもどーにもならない状態で終了。
------2時間目------
またもやいつもの教官に。 これでワタシ、6時間中4時間、この人です。 この人もお気の毒です。
1時間目の流を説明するように言われ、ここまでやって、全然まだできてない。Uターンもダメ、と報告。
「Uターンやったの? まだ早いと言えば早いけど、この次のS字とかスラロームのコツ掴むにはいいかな」と。
やっぱ、ワタシにはまだ早かったみたいですね。
で、この教官が教えてくれたポイントを上げますと。
Uターンは、目標の方向に思い切り顔を向けてしまうこと。最低でも90度以上。(「そうすれば勝手に曲がっちゃうから」だそうです)
一本橋は、上るときはスピードをあまり落とさないこと。 そして、目線はすごーく遠くに。(目印を見つけてくれました。目印とは、100m先の雑草でした) とにかく、最初はタイムを気にせず、ゆっくり走ろうとしなくてもいいから、渡りきること。 ニーグリップ!ニーグリップ! 腕はリラックス。 姿勢を立てて。
できました。 まずは5.2秒くらいで。
やったやった! もう家に帰りたい!
「タイムはこのまま気にしないで。とにかく、落ちずに渡りきることを考えて、10本連続で渡りきって」
無理です。 と思ったらできないので、がむばってみました。
9本目で落ちましたが、なかなか良い感じです。 タイムも6〜7秒。
が、一度落ちたらまたダメになったじょりぃ。
「できてるからって、油断したでしょー」
してないもん! 教官のバカ! 単にできないの!
腰でバランスを取ること。 ハンドルには力をかけず、でもハンドル操作でなんとかバランス取って乗り切ること。 上半身でバランス取り戻そうとすると、反対側に重心が行っちゃうよ。 そろそろアクセル使わないで、惰性でがんばれ。 おまけに、リアブレーキ使って、タイム調整しろ。
ワタシにできるんでしょうか。
できちゃいました。
ほっ。
しかも、Uターンもほめられるくらいになりまして。 まだまだ大回りですけど。 一本橋もUターンもそこそこできるようになり(セカンドの半クラが便利なことも勝手に覚えましたが、これっていけないことなのかな)、今日は教官もにこやかに「いい感じになったね」と。
次回(明日ですけど)は、S字やらクランクやらだそうです。 ああ、また不安です。
それにしても、バイクにおいて、ニーグリップがこんなに大切だとは。 ホント、一気に安定するんですよね。 なのに、「怖い!」と思うと、つい膝が開いちゃうのはナゼかしら。
でも、バイクにまたがっているときも、降りて支えているときも、以前ほど重く感じなくなりました。 バイクのバランスがだんだんとわかってきているのでしょうね。 初日に停車状態で自分を支えられず、左足をぷるぷると痙攣させていた自分がウソのようです。
僅かずつですが、進歩はしているようですね。
なんだか、バイク、楽しくなってきました。
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