2006年11月28日(火) |
環境省、オオタカ営巣林・営巣木伐採の一時ストップ要請 |
昨日のオオタカ調査会の環境省交渉、自然保護協会訪問活動の結果、先週から始まったオオタカ営巣林・営巣木伐採が一時ストップしています。オオタカ調査会の環境省への質問状に対する回答を静岡県に求めている為です。
空港部整備室によると、昨日の夕方、環境省から住民団体からの質問に答えるための資料提供と、当面、営巣林・営巣木に関わる工事の中止を要請されたとのこと、近々、資料を用意して直接に環境省に説明に出かけるとの事です。
住民グループによれば、現地では、地権者はじめ数名の住民が現地に集まり監視活動に入っていたとの事で、今日は混乱も起らず、今後の空港部の伐採の根拠になる資料の準備と環境省の対応にかかっているということのようです。
問題は、オオタカの誘導が行なわれないままに、今年度営巣していた営巣木を伐採するということがオオタカの保護指針上許されることであるのかどうか、伐採がオオタカ保護連絡調整会議で承認されたと言う事実関係の確認になります。
ひとまず、心配された事態は回避されていますが、今後も監視活動が必要になります。地道な住民グループの活動の成果に拍手です。ただ、長期戦にもなり、どのような形で世論喚起できるのか、難題です。
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