2006年02月09日(木) |
熊本県収用委員会の公正さに驚く |
鹿児島県から熊本県、新幹線でしたが、トンネルの多さに驚き。山々を越えるとそこは桜島そびえる錦江港湾とは違った不知火海の広がり、やっぱり、風土は違うのだ、感動。駅から路面電車、県庁がえらく遠い場所で、市役所とも離れ、市と県の意思疎通は大丈夫かな、と他県ながら心配に。
議会事務局をまず訪問し、収用委員会事務局に案内してもらいました。時間は1時間でしたが、とても参考になりました。重大且つ明白な瑕疵があるとき、収用委員会はしっかり審議するというその運営の公正さに感心しました。民主的手続きにおける審議の大切さを教えられました。
午後は、熊本空港の収支バランスに関しての調査、ただ、鹿児島空港同様の2種空港、着陸料や燃料税の関係はわかりませんでした。ターミナルビルは、テナント料等で黒字経営。300万旅客数のうち1日8便の東京便185万、全体の搭乗率は63%とのこと。
その後、昨年の11月の土地収用反対、静岡空港中止現地集会に参加していただいた川辺川ダム訴訟副団長で、松野信夫前衆議院議員を訪ねました。収用委員会の中でどのような主張を行ってきたのか、多岐に渡るアドバイスをいただきました。「クリーンヒットはそう打てない、積み重ねが一番」。納得です。
明日10:30から、静岡県収用委員会と空港反対派との初めての話し合いが行われます。いよいよ、収用委員会という舞台での闘いがはじまります。
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