2006年01月27日(金) |
静岡空港運営会社は何故1月中に旗揚げしていないのか |
石川知事が明言していた1月中の静岡空港運営会社が、いまだ、立ち上っていません。一昨日の石川知事を囲む会では、2月上旬の立ち上げを何のことなく表明したとの事です。何故、1月に立ち上っていないのでしょうか。
既に指摘してきましたが、この運営会社の基本的矛盾、航空会社の便数を増やそうとすれば、着陸料を安く、滑走路の維持費を捻出しようとすれば、着陸料は高く、そのツジツマを合わせようとすれば、搭乗率保障なり、税の投入が必要。
つまりは、県の公的関与をどう担保するか抜きに民営会社の発足は困難ということです。民営会社とは名ばかり、スズキ会長の鈴木修さんのポケットマネーで会社運営は出来ません。本来なら、出資会社が赤字負担する事を明言すべきです。
あらためて03年5月の費用対効果分析調査報告書を見てみました。供給者便益総括によると 国内線 国内線+国際線(開港年、百万円/年 収入 着陸料等収入 491 635 航空援助施設利用収入 634 869 地代収入 14 14 燃料税収入 697 697 収入合計 1836 2215
支出 管制等業務 485 527 気象等業務 73 73 維持補修費 445 445 支出合計 1003 1045
2月7日からの鹿児島視察には同行する事にしましたが、石川知事は、2月3日からは神戸空港視察とキャンペーンに出かけるようです。突然の発表にどんな策略が込められているのか、大いに関心が湧いてきます。
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