まつや清の日記

2006年01月14日(土) 第2回島田市政務調査費訴訟に合わせて討論会

 1月20日10:30静岡地裁において、島田市長が、市議会議員津田恵子さんの政務調査費の返還を求めた政務調査費訴訟の第2回が行われます。市長の言い分は、津田恵子市議が政務調査費で購入したインクカートリッジの購入方法に問題がある、一人会派の議会報告の郵送料は、使用規定に認められていないとして返還を求めているものです。

 津田恵子さんとしては、中村順英・栗村香奈子弁護士と共に求釈明など、全面反論の書面を準備しています。これに合わせて、県内の市民派の議員のメンバーも集まり、それぞれの自治体での政務調査費の使用実態や使用規定など事例を集めて意見交換し、この訴訟で争われようとしているものは何であるのかを明らかにしようとする討論会が計画されています。

 私は県議会でこれまで、政務調査費の領収書添付き報告書の提出と公開を求めてきましたのでそうした資料を紹介するつもりです。また、そもそも自治体議員にとって政務調査費はどのようなものとして始まったのか、どのような経過で法制化されるようになったのか、大統領制における自治体議会の会派とは何であるのか、などについても報告します。

 オンブズマン運動の方々との若干の政務調査費の解釈も違うところがあります。こうした点も含め議論ができればと考えています。10:30の裁判が終わり次第、弁護士会館3階で、弁護士からの裁判報告や、各自治体の状況報告など討論会が開催されます。関心をお持ちの皆さん、参加ください。

 


 < 過去  INDEX  未来 >


K.matsuya

My追加